こんにちは!社労士の吉野です。
参加した創業塾二日目のご報告です。
二日目も秋の晴天。場所は下町茅場町。
地図を見て、ひょっとして浜町から歩けるのでは?と思い、
浜町→人形町→水天宮→茅場町と歩いてみました。
30分かからないくらいで到着しました。
もう暑くないし、風もさわやかで、朝の散歩は気持ちよかったです。
第二日目
午前 『創業に必要な税務・会計の知識』
税理士 八木橋泰仁 氏
さて、二日目になると、とたんに実務的なお話でした。
せっかく起業しても5年以内に50%が廃業する厳しい現実があり、
そうならないために大切なポイントを教えていただきました。
1 目的をしっかり持つこと
2 数字を感じる力(感性)を持つこと
3 好奇心があって、勤勉なこと
ここでも、キーワードの感性がでてきました。
まさか、会計や税務の授業にでてくるとは。。。
P/L(損益計算書)の目的は、起業家たる私たちが比較検討するため。
決して、青色申告に必要だから、だけと思わないこと。
比較検討の対象は、1.事業計画 2.過去の成績 3.同業他社。
3だけは、税理士さんが情報を持っています。
B/S(貸借対照表)の見方も教わりました。
読み取る力も必要ですね。
支払い能力、財務状況が健全か、過去3年間の動きを見て、金融機関は判断するそうです。
融資をお願いする時には、自分で説明できることがポイントです。
キャッシュフロー計算者は、自分が現金の流れを把握するために必要とのこと。
とりあえずは、「支払予定表」と「入金予定表」をエクセルで作って管理できるそうです。
買掛金支払いと売掛金回収までの運転資金を調達するには必須です。
変動損益計算書は、工業簿記ででてきましたね。
普通の事業でも有効に使えるそうです。
固定費÷利益率%=絶対に必要な売上 がでますね。
これだけは最低目標で確保しましょうということでした。
途中、練習問題や計算問題もあり、朝が弱い私も頭を動かして参加することができました。
会社を辞めて、自営業になるにあたり、とりあえず簿記はやっておこうと簿記3級をとりました。
勉強しているうちにハマってしまい「必要ないんじゃない?」と言われながら、簿記2級をとりました。
やっぱり、何事も勉強していて損なことはひとつもない!と感じることができました。
第二日目
午後 先輩起業家体験談「金なし経験なし人脈なしからの起業」~個人事業主からマザーズ上場までの軌跡
株式会社ラクーン 代表取締役 小方功氏
しょっぱなに、「こんな不景気な時に起業するの?やめたら?」と言われ、
なぁんだという感触でしたが、この後の話にどんどん引き込まれました。
現在48歳の小方氏、30歳で大企業を辞めて中国へ留学し、起業したそうです。
中国の健康食品の卸と販売を行ったそうです。
それからは、苦労があり、助けてくれる人あり、山あり谷あり涙ありのお話で
会場からはすすり泣く声が聞こえてきました。
北海道出身の小方社長の語り口は、「北の国から」の五郎さんを彷彿とされ
たぶん、北海道の言葉と人柄が重なったのだと思いますが、「北の国から」で
涙した人(わたしも)は、涙がとまりませんでした。
そうは言っても、苦労話だけでなく、ビジネスを成功させるためのポイントは
しっかり伝えてくださいました。
困った時は、考えること。
選択肢消去法がいいそうです。ブレインストーミングですね。
いろいろ考えて紙に書いて、消去していって、残ったものをやってみる。
考えること + 紙に書くこと が重要だそうです。
ビジネスモデル作成のポイントは3つ。
1 シンプルであること。
2 マーケットが大きいこと。
3 誰よりも先であること。(3年くらい先がbest。10年先だと早すぎる)
これで、創業塾二日目は終了です。三日目は来週10/1です。またご報告します。
さて、休憩時間前に小方社長から懇親会のご案内がありました。
同じ起業家同士、情報を交換したり、助けあいなさい!という気配りで
誘っていただいたのだと思います。
近所の居酒屋で、150人参加者のうち、30名くらいが参加しました。
二日間、同じ授業を受けながらも、話す機会はなかったのですが、
ここの場で名刺交換したり、お互いに知り合いになれる絶好の機会を
小方社長が提供してくれました。
職種は様々、老若男女、共通点は起業する意思があること。
話していて、楽しかったです。
今までは、同僚とか社労士仲間とか、同じような環境の人との集まりが
多かったので新鮮でした。
また、次回の創業塾が楽しみになりました。
See you tomorrow!
Chika Yoshino
参加した創業塾二日目のご報告です。
二日目も秋の晴天。場所は下町茅場町。
地図を見て、ひょっとして浜町から歩けるのでは?と思い、
浜町→人形町→水天宮→茅場町と歩いてみました。
30分かからないくらいで到着しました。
もう暑くないし、風もさわやかで、朝の散歩は気持ちよかったです。
第二日目
午前 『創業に必要な税務・会計の知識』
税理士 八木橋泰仁 氏
さて、二日目になると、とたんに実務的なお話でした。
せっかく起業しても5年以内に50%が廃業する厳しい現実があり、
そうならないために大切なポイントを教えていただきました。
1 目的をしっかり持つこと
2 数字を感じる力(感性)を持つこと
3 好奇心があって、勤勉なこと
ここでも、キーワードの感性がでてきました。
まさか、会計や税務の授業にでてくるとは。。。
P/L(損益計算書)の目的は、起業家たる私たちが比較検討するため。
決して、青色申告に必要だから、だけと思わないこと。
比較検討の対象は、1.事業計画 2.過去の成績 3.同業他社。
3だけは、税理士さんが情報を持っています。
B/S(貸借対照表)の見方も教わりました。
読み取る力も必要ですね。
支払い能力、財務状況が健全か、過去3年間の動きを見て、金融機関は判断するそうです。
融資をお願いする時には、自分で説明できることがポイントです。
キャッシュフロー計算者は、自分が現金の流れを把握するために必要とのこと。
とりあえずは、「支払予定表」と「入金予定表」をエクセルで作って管理できるそうです。
買掛金支払いと売掛金回収までの運転資金を調達するには必須です。
変動損益計算書は、工業簿記ででてきましたね。
普通の事業でも有効に使えるそうです。
固定費÷利益率%=絶対に必要な売上 がでますね。
これだけは最低目標で確保しましょうということでした。
途中、練習問題や計算問題もあり、朝が弱い私も頭を動かして参加することができました。
会社を辞めて、自営業になるにあたり、とりあえず簿記はやっておこうと簿記3級をとりました。
勉強しているうちにハマってしまい「必要ないんじゃない?」と言われながら、簿記2級をとりました。
やっぱり、何事も勉強していて損なことはひとつもない!と感じることができました。
第二日目
午後 先輩起業家体験談「金なし経験なし人脈なしからの起業」~個人事業主からマザーズ上場までの軌跡
株式会社ラクーン 代表取締役 小方功氏
しょっぱなに、「こんな不景気な時に起業するの?やめたら?」と言われ、
なぁんだという感触でしたが、この後の話にどんどん引き込まれました。
現在48歳の小方氏、30歳で大企業を辞めて中国へ留学し、起業したそうです。
中国の健康食品の卸と販売を行ったそうです。
それからは、苦労があり、助けてくれる人あり、山あり谷あり涙ありのお話で
会場からはすすり泣く声が聞こえてきました。
北海道出身の小方社長の語り口は、「北の国から」の五郎さんを彷彿とされ
たぶん、北海道の言葉と人柄が重なったのだと思いますが、「北の国から」で
涙した人(わたしも)は、涙がとまりませんでした。
そうは言っても、苦労話だけでなく、ビジネスを成功させるためのポイントは
しっかり伝えてくださいました。
困った時は、考えること。
選択肢消去法がいいそうです。ブレインストーミングですね。
いろいろ考えて紙に書いて、消去していって、残ったものをやってみる。
考えること + 紙に書くこと が重要だそうです。
ビジネスモデル作成のポイントは3つ。
1 シンプルであること。
2 マーケットが大きいこと。
3 誰よりも先であること。(3年くらい先がbest。10年先だと早すぎる)
これで、創業塾二日目は終了です。三日目は来週10/1です。またご報告します。
さて、休憩時間前に小方社長から懇親会のご案内がありました。
同じ起業家同士、情報を交換したり、助けあいなさい!という気配りで
誘っていただいたのだと思います。
近所の居酒屋で、150人参加者のうち、30名くらいが参加しました。
二日間、同じ授業を受けながらも、話す機会はなかったのですが、
ここの場で名刺交換したり、お互いに知り合いになれる絶好の機会を
小方社長が提供してくれました。
職種は様々、老若男女、共通点は起業する意思があること。
話していて、楽しかったです。
今までは、同僚とか社労士仲間とか、同じような環境の人との集まりが
多かったので新鮮でした。
また、次回の創業塾が楽しみになりました。
See you tomorrow!
Chika Yoshino