一昨日、
蔵の屋根修理をしました。
とりあえず、
おおまかに腐った木を切ってあります。
屋根を支える仮の柱を立てた方が良いという夫のアドバイスがありました。
柱を立てるには
土台がしっかりしていなければならない、ということで
床を壊すことになりました。
床板も何枚か腐っていました。
床板を
ノコギリで切りました。
☆ノコギリを使う時の注意点☆
*焦らず急がす大きくゆっくり引く。
*ノコギリの歯をまっすぐに引く。
(自分の癖やノコギリ自身の癖があるので、「まっすぐ」を意識する)
*ノコギリでまっすぐ木を切るには
精神力がいる。
*ノコギリは
精密機械と同様に扱いに注意する。
以上が
ノコギリを使う時の注意点でした。
一番上の床板は
曲がって切れてしまいました。
夫のアドバイス後の二番目の床板は
まっすぐに切れたと思います。
ノコギリを引く音も
良くなった、と言っていました。
ノコギリに無理をさせていない音に変わったとのことです。
こうして
床板を切り、外しました。
最後の床板を外す時に
夫がハンマーを持ってきて
バンと大きな音を立てたら
今まで
何もしなかったコガタスズメバチに
夫は
2箇所刺されました。
背中と肩でした。
今、修理している天井に
コガタスズメバチの巣があるのですが、
私はいつも声かけをして
作業していました。
(矢野顕子の「はちさん、はちさん、刺さないで〜」も歌いました)
多分、
コガタスズメバチも
私たちの作業を許してくれていたと思いますが、
大きな音に驚いてしまったようです。
刺されたところは
まずは
洗い流し
ドクダミエキスを塗り
冷やしました。
一応、病院に電話をして確認したら
気分が悪いとか、ジンマシンが出ていないようなら
様子を見て、ということでした。
その後、
お昼ご飯も食べずに
コガタスズメバチの巣をどうするか、
二人で話し合いました。
結論的には
普段は大人しくて
友好的なコガタスズメバチでも
何かハプニングがあれば
人を刺す危険があるので
引越してもらうか、
巣を取り除く、ということになりました。
殺虫剤を使うか、、という夫の意見に私は反対し
まず、
修理中の部屋の中で
焚き火をして煙を出す、という方法をやってみました。
落ち葉だけではなく
ドクダミの生葉を燃やし、
薬草の煙を出しました。
最初、コガタスズメバチは
巣にとどまっていましたが、
白い煙がもうもうとしてきたら
慌てた様子でした。
巣から出てきたコガタスズメバチは
五匹いました。
コガタスズメバチは
少し離れたところにいた私たちのところにも
飛んできました。
結局、急遽、
夫が熊手で蜂の巣を下に落とし
ました。
ネットの情報で
コガタスズメバチは10メートルは
人を追跡すると書いてあったので
落としてから
私たちはすぐに
駆け出して
家の敷地を出ました。
コガタスズメバチは
追いかけてきませんでした。
30分後に帰宅すると
まだ
コガタスズメバチは
巣のあったあたりを飛んでいました。
昨日は
一匹のコガタスズメバチが
巣のあった所に
とまっていました。
そのコガタスズメバチが
どこかへ飛んで行ったすきに
ハーブエキスのスプレーを
吹き付けました。
今日は
もうコガタスズメバチは飛んできませんでした。
地面に落ちた巣。
落ちた巣を見ると
巣の中は
六角形の小さな小部屋が60個から70個くらいあり、
そのうち15個くらいには
白いカバーがしてありました。
巣の中では
もうすでに次の命が育っていたのです。
ここまで
巣を大きくするのに
大変だったと思います。
コガタスズメバチは
最初は
一匹で
徳利型の巣を作っていました。
その時に
ここでの巣作りは困ることを、
伝えておけばよかったと後悔しています。
蔵の修理は
まだまだ続きます。