その箱は、19世紀のイギリスの医者で植物学者ナタニエル・ウォードの発明したガラスの蓋を持つ小さなケースのこと!実は昨年開かれた愛知万博でも、低い温度と弱い太陽光という厳しい環境でもたくましく育つ植物の実験「21世紀ウォードの箱プロジェクト」が提案され、京都のある高校では、この小さな箱の中で植物を育て、決して汚れた水を外に出さない、また育成中に使用する水量を出来るだけ抑える実験が始まっているという。大航海時代とは理由、つまり異なる異常気象や環境保護に対応する新しい技術として現代に再び甦ろうとしている、この箱に注目!!