百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

トマトの苗

2006-04-08 21:36:00 | 農業
今日は“黄砂”がすごかった。鳥取や島根では注意報が出るくらい濃霧に近いほど視界不良だったようだ。お隣の国、韓国でも近年注意報がよく出ているようでその際には『・窓をきちんと閉める・外出は自制・外出時はマスク使用・帰宅後は手を洗うなど清潔を維持
・洗眼液などで目を洗眼・屋外で育成される野菜は念入りに洗浄する・家畜は小屋の中に退避させる・家畜飼料を屋外に置いている場合はビニールシートなどでカバーする』等、詳細に及ぶ注意事項が流されているようだ。
現代社会では、黄砂も単なる自然現象とは言えなくなっているようで、砂漠化現象や森林破壊、農業活動等々様々な点で人間が起因しているようにも言われている。
私のハウスの中では、トマト達はすくすく成長しているが、人間が本当にどこまで、植物の育つ環境を整えられるか最近、少々不安になる。春の陽射しは植物達に多大なエネルギーを与え続け、おそらくこの季節に育てられなければどんな時期でも植物を育てることは不可能だといわれるくらい植物達には何のストレスもなくスクスク育つ環境が自然と用意されている。そんな季節に人間達がつくった“黄砂”が天から舞ってくる・・・・。何かオカシイ、何か間違っている、そう思うのは、私だけだろうか。