百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

セーラが次は桶文化ネットワークづくりに!!

2006-04-07 21:37:09 | 農業
セーラ・マリ・カミングスさんは、欧米人として初めての利酒師の認定を受け、信州の小布施の桝一市村酒造場の再構築に取り組み、50年ぶりに樽仕込み酒「白金」を復活させ、日経ウーマン誌が選ぶ「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2002」大賞も授賞したこと等で、有名だが、今度は『樽文化ネットワーク』づくりに動き出したという。
私も味噌づくりなどをしていてふと思うが、やっぱり味噌を仕込むのなら樽か甕なんだろうと・・・。味噌は発酵食品だから呼吸しているのに、冷蔵庫に入れてしまわれると発酵が止められてしまう・・・、ホームセンターで売られている味噌用の容器やホーローの容器では、やはりこれも息苦しいのではないかと。
今回の企画は「桶と日本文化について」の講演とパネルディスカッション、発酵食品を肴に桶仕込みの酒が愉しめるという・・・東京都港区で8日開催されるイベントを皮切りに桶作りの職人達を支援するNPO法人を設立し、将来的には日本酒だけではなく、味噌や醤油などの他業種の人たちともネットワークをつくり、桶文化そのものの復活と継承を目指すという、日本人が忘れかけていた大切なものを、青い目の欧米人がしっかり見つめてくれている。