百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

元肥

2011-12-09 22:54:36 | Weblog
滋賀では比良山でも積雪がみられ、近畿各地の山々には雪が舞った。
もう少し早くに撒きたかったが、なかなか段取りがつかず今、田んぼの“元肥”を数ヶ所で撒いている。
“元肥”といっても、我々がいつも使っているのは自家製(サン愛ブレンド製)の『酵素魚粉』で、10aあたり150kgの施肥を基本としている。
「今年よりも更に美味しいお米をとりたいので、200kg撒きたい!」
「魚粉もいいけど、カニガラや昆布、~鷄糞も!」等々、
いろいろな声はあるが、我々は出来るだけ、投入する肥料を減らしたい。
というのは肥料を出来るだけ抑え、土のちから(微生物の力を)を充分に活かしたいと考えているからであり、過度な施肥は単なる肥満をよぶ危険性があると思っている。
出来るだけ自然の偉大な“ちから”を生かしたい・・・そんな想いが原点にある。
※写真は、本日の『百菜劇場』の施肥後の魚粉まみれの若者3名+圃場風景