百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

空気感

2011-12-11 22:04:54 | Weblog
冬の空気の澄んだ凛とした空気感は、紅葉の進んだ景色をより美しくする。
科学的には、気温が低いため、空気中に存在可能な水蒸気量が少なくなり、また気温の低さが、空気の分子の運動を低下させ、塵など不純物を浮遊させたり拡散させたりしづらくさせる。
また冬の空は、日本上空を通過しているジェット気流によって、上空の塵や埃が吹き飛ばすため、くっきりすっきりするといわれている。

一反百姓

2011-12-11 00:08:34 | Weblog
「一反、つまり10aの耕作面積で一家の食を賄うことは出来ないか」という人がいた。
そういえば10aでお米が7俵とれるとすると、ある意味可能かもしれない。
例えば、お米は5俵を7aで栽培し、大豆を2畝(ほぼ2a)、野菜は100坪(3.3a 野菜は50種類は栽培したいところ・・・)とすると、12.3aが必要になるわけで、大豆とお米と野菜の栽培面積の割合を少し調整すると『一反、つまり10a』もありうるということか。
ちなみに滋賀県の耕作面積は5,440,000a(平成18年総務庁調べ、54,400ha)で、世帯数は517,748戸(平成22年)であることからすると、みんなが一反百姓(10.5a)になれる可能性はある。全て自給自足というわけにはいかないと思うが、みんなで“農”に勤しみ、みんなで“食”について学び、そして感じることは大切だと思う。