組み合わせ

すぐれたアイデアの多くは、すでにあるものをそれまでとはちがうやり方“組み合わせ”で生まれるともいわれている。
例えば、活版印刷、スーツケース、消しゴム付きの鉛筆、アラーム付きの時計、パソコン＋TV＋DVD、ラジオ＋カセット（ラジカセ）、ライト＋ルーペ（拡大鏡）、ボールペン＋シャープペン、ヒーター＋鉄板（調理用鉄板、鍋）、ヒーターと布地（ホットカーペット、座布団など）、ヒーター＋容器（ポット、炊飯器、酒沸かし器）などがあげられる。
グーテンベルクは「硬貨パンチ機」と「ワイン用ぶどう圧搾機」を組み合わせ、あの“活版印刷”を生み出し人類の文明に大きな転機を与えた。その当時の様子はおそらく我々がインターネットという仕組みを手に入れた現在と似ている、ということは何かをもう少し工夫すればもっと素晴らしい未来がみえてくるかもしれない。