百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

末期哀れも、覚悟の上

2012-11-11 00:10:34 | Weblog
「『末期の哀れ覚悟の上』とは四代目桂米團治さんのことば」とよく米朝師匠は話されるという。
好きなことをやってる手前、生きる覚悟、死ぬ前の覚悟が大切。人様の役に立たない(と私は思わないが・・・)仕事故に、その価値を決めるのは世間様。末期哀れも覚悟の上で、芸に常に磨きをかけなさいという“名言”。
今は亡き枝雀師匠は、高座の枕で「地球最後の日を迎え、他の惑星へ移住するために宇宙船へ地球住民がそれぞれ乗り込む際に、乗員数の制限があり、大工さんや運転手さんは新しい惑星で必要な人材として乗船OKだが、噺家は・・役に立たないから乗船の許可がおりない…」というお話をされたというが、ご本人はあくまでも「私は世の中に噺家が私一人になっても、私はやります」と話されたと南光師匠は話されていたという。
心意気、心構え、覚悟が芸や技を磨くのだろう。