百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

サフランの咲く庭

2018-12-10 23:24:49 | Weblog
庭にはサフランが少し遅れて満開となっている。室内栽培から遅れること2週間だが、露地で咲くサフランの花摘みはなかなか疲れる。
なかなか段取りよく進まず、途中で何回か休憩を入れないと、身体を動かす度に、花を踏みそうになる。
11月10日

ニーチェ

2018-12-10 17:37:58 | Weblog
ニーチェのいう「考える」という行為を突き詰めると、現代の問題点に突き当たる。
SNS等で簡単に繋がれる社会ではあるが、その繋がりは深いものなのだろうか?
われわれは自分を本当に愛するためには、まず自分の力だけを使って何かに取り組まなけれはならない。自分の足で高みを目指して歩かなければならない。そこには苦痛がある。しかしそれは、心の筋肉を鍛える苦痛なのだ。
ニーチェは
「ツァラトゥストラはかく語りき」の中で
「神は死んだ」という。
神は実は人間の創造したもので、人間以外の何者でもないという考え方のようだ。
そしてニーチェは肉体の大切さを説き、肉体こそが大いなる理性だとした。
今一度、現代社会に当てはめると、少し現代社会が抱え込んでいる問題の解決の糸口が見えてくるかもしれない。
11月9日

大雪

2018-12-10 06:31:56 | Weblog
流石に「大雪」
先日の暖かい日々が嘘のように寒くなってきた

今日は落語のお話
今朝、今は亡き米朝師匠の「軒づけ」をラジオで聴いたが、なんとサゲがわからない。
というのは、「軒付け」というお話で、サゲの部分が耳の遠いおばあさんが「味噌の味がちっとも変わらない」というものなのだが、下手な浄瑠璃と味噌の味の関係が全くわからないとサゲの意味がわからない。
具体的にいうと、村の若い者が下手な浄瑠璃を聞いて貰おうと他人の家の前で語っては追い返され語っては追い返されする噺。
結局は耳の遠いおばあさんの家に上がって語らせてもらうことに、おばあさんは味噌でお茶漬けをすすりながら、
「結構な浄瑠璃やの。」と云う。
「耳、遠いのにわかってんのかいな。」と若い者が云うと、
「さいぜんから味噌の味がちっとも変わらん。」と。
というのは昔から『下手な歌を唄うと味噌が腐る』と云う迷信があったらしく、それを知らないと笑えない。
味噌の味は発酵という過程を経て旨味を増す、同じような過程でも腐敗(腐る)ではその味も台無しになってしまう、なんとも日本の文化の深みを表現している。