百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

寒露

2020-10-08 20:39:42 | Weblog
朝夕めっきり寒くなってきたが、今日は一日中雨で最高気温も16℃、なんとも過ごしやすい“秋”を通り越して、確実に冬に近づいているといえる一日だった

今夜、ノーベル文学賞の発表があった
もう何度も有力候補と言われながら残念な結果に終わっている村上春樹は今年も受賞を逃した
なんとも残念
でもそういう作家は多く、何回も候補になりながらお亡くなりになられた方々も多いという

「日本語」で読まれることのないノーベル文学賞はやはり翻訳家の実力にも左右されると言われ、川端康成は授賞式で「わたしの小説の翻訳者サイデンステッカー氏にも半分の名誉を」と述べたという。

村上春樹の訳者が良い悪いの話ではなく、「日本語」で表現された文学をどう表現するか、「英語」ならどういう表現が適しているか、今日は「寒露」、
朝日に光る葉先に残る露の輝きの中に見えるものは何か、自然を感じその素晴らしさを表現する感性を伝えられる文章が求められているのかもしれない
「寒露」後は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が続くと一般には言われているが、台風が近づいてきている、今年はどんな“秋”になるのだろうか