百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

霜降

2020-10-23 20:22:11 | Weblog





「霜降」
霜降(そうこう)、朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめる頃。つまり露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてくる頃というわけだが、この辺りはまだまだこれから紅葉が始まり、霜が降りる。
アメリカでは大統領選挙も終盤を迎え、日本では新総理・菅氏の所信表明が週明けに予定されている。
新総理大臣の演説の原案は「国民のために働く内閣」として、改革を実現し、新しい時代をつくり上げていく決意を示し、行政の縦割りや既得権益、あしき前例主義を打破し、規制改革を全力で進めるとしてあるようだ。
既得権益をどこまで打ち破れるか!
あしき前例主義とは何を指し、どこをどの部分まで打破するのか⁈(「日本学術会議」の任命拒否の真相⁈ 国民に説明できない、国民に説明しない、そういう姿勢で本当に良いのか?)
アメリカの政治も不安だが、日本の政治には危うさを感じる、私たちはどこに向かっていくのだろうか・・・。

温暖化ガス、2050年実質ゼロ

2020-10-23 06:24:37 | Weblog
昨日の朝刊の一面はどの新聞社も「温暖化ガス、2050年ゼロ」が飾った。
先日まで後ろ向きだった「再生可能エネルギー導入などの議論」を加速する、「排出ゼロは今世紀後半のできるだけ早期に」という曖昧な答弁になっていたのが今までだった、昨年末の第25回気候変動枠組み条約締約国会議(COP 25 )でも国際批判の強い石炭火力発電の廃止など脱炭素に向けた具体策には何も踏み込めなかったのが悲しいかな我が国の実力だった。
「日本が経済の脱炭素化を含む第3次産業革命に迅速に踏み切らないと、世界の主要経済国としての地位を失う危険がある」という米国の文明評論家の声やアメリカの大統領がトランプ氏でなくなった場合「気候変動対策や環境保護」に対して大きく舵が取られるだろうという憶測に対して本気なのだろうか?
2050年は決して遠い未来ではなく、近い将来であり、おそらく「小さなことをコツコツと」では成し遂げることは出来ない数値目標といえる。「私の時代だけよければ良い」「今が一番大切だ」という政治家が多い中、本気でないと言ってはいけないことを安易に述べておられるのなら早急に訂正をお願いしたい。国民もみんなで学びどういう国を求めるのか、どういう将来像をもつのか、その際には、どういう覚悟がわれわれには必要なのか⁈もっともっと真摯に取り組まないと本当の“時代遅れ”の国家に成り下がってしまうおそれがある。