一休禅師

お正月といえば
「正月は冥土の旅の一里塚
　めでたくもあり　めでたくもなし」
という一休禅師の有名な言葉を思い出す
お正月に頭蓋骨を持ち街中を歩いたという逸話だが、
死に日々近づいている、命を大切にしましょう！
という意味以外に
「無量寿」を説いたと言われている。
「無量寿」とは、自らの命は量り知れないほど多くの命に育まれ今在るのであり、また想像できない多くの命を同時支え育んでいる。この尊い命を今生きているのである。という教えであり、なんとも
「お正月」にありがたい話といえる。