百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

やる気

2021-02-07 23:43:56 | Weblog





アメリカの人事コンサルティング会社KeneXa High Performance Institute(以下、ケネクサ)の調査によると、「従業員エンゲージメント指数(※)」は世界最高はインドで77%。以下、デンマーク67%、メキシコ63%と続く。他の主要国では、アメリカが59%で5位。中国57%、ブラジル55%、ロシア48%など。イギリス、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ先進国も40%台後半で弱い。韓国は40%でブービー賞。日本が31%でダントツの最下位だったという。ということで、日本の社員の“やる気”は世界で最下位ということになる。・・・※ 調査は28ヵ国の社員100名以上の企業・団体に所属する社員(フルタイムの従業員)を対象に行なわれ、サンプル数は約3万3000名。
企業の価値観と社会の価値観が上手く合致していない、また社員も「何のために働くのか?」という「個人の価値観」が企業の価値観と上手くリンクしていない。高度成長期には企業の成長が個人の成長とリンクしやすいが、いったん成熟期を迎えると個人はその価値観を成長以外にどこに持っていけば良いのかわからなくなる。一方、世界はグローバル化の名の下に、更に成長をするしか目標を提示できないでいる現状から、“やる気”を失わざるを得ない現況なのだろう。
成長ではない成熟の中から、新たな“価値観”を創み出し、新たな“価値観”に向かって歩み出す大切な時期を迎えているのだろう。

pm2.5

2021-02-07 22:12:41 | Weblog
今日は「黄砂」かと思いきや、「pm2.5」だったようだ。
先日「pm2.5」など大気中の粒子状物質が新型コロナウイルスなど感染症の発症や重症化を促す可能性があると、京都大の研究チームが発表した。
大気汚染がひどいところほど患者数や重症者が多いことから、マウス実験でその仕組みの一端を解明したものだが、新型コロナウイルスは表面にあるスパイクたんぱく質が、ヒトなどの細胞の受容体たんぱく質「ACE2」と結合し、侵入を促すたんぱく質「TMPRSS2」の働きで細胞内に入り込む仕組みを持っているようだ。
今回の世界的なコロナ禍のもと、大気汚染が大幅に改善されたという。例えばインド北部では、200キロ近く離れたヒマラヤ山脈が数十年ぶりに見晴らせるようになったという。
今一度、人間が暮らす中で環境を如何に侵しているか、何をすれば持続可能な社会を築くことができるのか、この時期に今一度みんなで知恵を絞る必要がありそうだ。