百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

Kodak

2012-01-20 22:28:11 | Weblog
イーストマン・コダックが経営破綻した。
「コダックイエロー」と呼ばれたあのパッケージには思い出が深い。
アンドレ・ケルテス、マン・レイもコダックを使っていたし、ロバート・キャパもユージン・スミスもコダックを使っていた。ロバート・メーブルソープは13歳で“ブローニー”を手にして芸術家になった。ヘルムート・ニュートンもシンディ・シャーマンもコダックだった。
コダックは写真を大衆化し芸術化した。20世紀を代表する企業が130年の歴史に幕を閉じた。常に時代をリードすることはやはり難易度が高かったのか。

競争力

2012-01-19 21:38:27 | Weblog
スイスのIMD(経営開発国際研究所)発表の「世界の競争力ランキング」 によると日本は一昨年度27位、昨年度はなんと50位(先進国59ヶ国中)、ちなみに1位は香港だったという。
政治不信、経済不況、少子高齢化、格差問題 等々、戦後の高度成長、そしてバブル、失われた10年、いや20年、この国はいったい何処に向かうのか。
一方、欧州は日本が歩んできた道を今、一直線に辿ってる。あの当時、我々に出来たこと、これからの我々に出来ること、政治の無策を嘆いたり愚痴ることは一旦やめ、今は、一刻も早く明るく元気に前を向いて歩みだすことが大切なのでは。

香り?!

2012-01-18 23:43:51 | Weblog
「お肉のおいしさ・・」 とは??
美味しさをグルタミン酸やアラニン、グリシン等だけで判断することはなかなか難しいようだ。というのはアミノ酸の数値比較だけで欧米のお肉と国産和牛の違いを観ると断然欧米の方が数値が高いという。研究者の方のご意見を伺うと脂肪酸の組成との関連や香り(桃やココナッツのような甘くコクのある香りを持つ5種類のラクトン等が代表する)が重要な鍵を握っているようで、こちらの方を比較するとどちらも国産和牛の方がレベルが高いという。香りにも奥の深さが・・・。

玲瓏

2012-01-17 21:01:52 | Weblog
・・・八面玲瓏・・・
周囲が見渡せる状況。
見渡せる心の状況。
どの方面から見ても、美しく欠点がない様。
いつも透き通った心静かな気持ちを意味する。
心中にわだかまりがなく、清らかに澄みきっているたとえであり、多くの人との交際を円満に処理するようすのたとえ。

今年は、こんな想いを座右の銘としたい。

あれから17 年

2012-01-17 18:17:05 | Weblog
◇あるお話◇
ホームレスの人が寝ていて、お金持ちが「君、そんなところでごろごろ寝てないで働きなさい」と言ったら
「なぜ働かなきゃいけない?」って。
「働けばお金が入る」
「なぜお金を儲けなきゃいけないんだ?」
「お金が入れば家が帰る、服も買える」
「なぜ家や服を買わなきゃいけないんだ?」
「ゆったりとした家の中に座ってゆったりと本が読める。ゆったりとした時間が使える。いろいろなことが考えられる」。
そしたらホームレスは「もうゆったりしているから、今のままでいい」って。
(「センス・オブ・ワンダ-を探して」より)
あれから17年、
何か変わっただろうか、
もっともっと真摯にならないと、生き方に対して。

玄米餅

2012-01-16 01:03:09 | Weblog
玄米餅を頂きました。
玄米を蒸して搗いたものですが、生まれて初めて食しました。
なんとも美味しかったです。
プレイン、赤米、黒米、ヨモギ、それぞれに風味があり、なんとも家族全員で笑顔で食卓を囲みました。
ありがとうございました!!

凍みこんにゃく

2012-01-14 20:36:12 | Weblog
凍みこんにゃくは、こんにゃくを凍らせ解かす作業を繰り返し、水分を絞りスポンジ状にする。これを20日間太陽にさらして漂白、更に20日間陰干しするとできあがる。
現在は食用ではなく、全てを赤ちゃんや女性の肌洗い用のスポンジとして販売されているのが兵庫県多加町の「畑中義和商店」。
日本独自の技術のようだ。

フィーバーフュー

2012-01-13 21:55:58 | Weblog
フィーバーフューは、日本名でナツシロギクと呼ばれカモミールに似た白い花を夏に咲かせる多年草。
蔭でも日向でも、直植えだと夏でも水をあげなくても良いという。
葉っぱを頭痛薬にしたり、入浴剤にしたり、虫に刺された時にあてたりする。
最近はパルテノライドという有効成分が頭皮の炎症を抑えるということも判明しているようだ。



スルフォラファン

2012-01-12 23:17:52 | Weblog
スプラウトの持つ有効成分のなかでも特に注目されているスルフォラファンは、体内の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促進し、身体の抗菌酸化力や解毒力を高めるという。
また単なる抗酸化物質ではなく、抗酸化力を高める酵素の生成を促進する働きかけをするため、長時間作用し続ける。

旨味成分

2012-01-11 20:23:34 | Weblog
今日は鏡開き、お正月もいよいよ終わりを告げる。
今日は旨味成分のお話。
アミノ酸類のグルタミン酸やタウリン、グリシン、アラニン等々や核酸系ではイノシン酸やシチジル酸、アデニル酸、グアニル酸等々、その他は有機酸類のコハク酸があげられるが、舌ざわりやコクには脂質が深く関係しているといわれている。
さてこれらは熱変性すると・タンパク質は固化、・脂質は融解、・炭水化物は糊化することはよく知られており、できればあまり熱をかけずに加工したり、乾燥し保存する方法はないものか?
今年はこんなことも学びたいと思う。