百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

輸入農産物

2012-11-20 23:52:29 | Weblog
日常生活の中で輸入野菜にふれる機会は少ないが、冷凍食品や外食産業では多くの輸入農産物が使用されているという。外食産業で用いられている食材の産地を知ることは容易ではないが、冷凍食品のそれは表示をみれば明確だし、年々輸入量が増えている事実は否めない。
例えば、平成17年の輸入農産物は100万㌧を越えており、玉葱やカボチャ、人参、葱、ブロッコリー等々多数の品物が輸入されている。
また平成16年4兆8000億だったものが、平成17年には5兆に伸長している。

伝統野菜

2012-11-19 23:59:23 | Weblog
伝統野菜のその特徴は
①個性的
②収量が低い
③自家採取
④地域の気候風土に合致
⑤遺伝的ばらつきと形質の多様性
⑥長い歴史と人の手による品種改良
⑦地域ぐるみ
⑧無農薬、無肥料で育ち、強い
と先日、堀越昌子先生(滋賀大学名誉教授、京都華頂大学教授)のお話を伺った。
地域に根づき、今後も種子を保存していこうとすると、やはり地域の文化として
(食文化や伝統行事等)地域の人々とともに育てていく必要がある。

デーツ

2012-11-18 20:53:38 | Weblog
ラマダンの時に食べるナツメヤシは、栄養価が高いという。
ナツメヤシ(デーツ)は、ペルシャ原産の果実で、コーランには「神の与えた食物」と記載されている。
過酷な条件で生育するため、鉄分、カルシウム、カリウム,リン等ミネラルが豊富に含まれており、マグネシゥムや食物繊維の含有量も果実の中でもトップレベル。

レンコン掘り

2012-11-17 21:42:29 | Weblog
レンコンが美味しい季節?!が・・・やってきた!
初心者ゆえ、昨年はなかなか思い通りにいかなかったが、今年はいろいろ工夫も凝らして収穫体験だけでなく美味しいレンコンを現地で食べて頂く企画も考案中とか、、、。
詳しくは、NPO百菜劇場 http://www.100seeds.net/ まで

サヨナラダケガ人生ダ

2012-11-16 22:19:02 | Weblog
『サヨナラダケガ人生ダ』といったのは井伏鱒二だが、
その科白を愛用したのはあの川島雄三。
川島監督はあの『幕末太陽伝(1957年、日活・モノクロ)』の監督で有名だが
「プロは嫌なことをするから好きなことをができる。
アマは嫌なことを避けるから好きなことができない。」といったという。
そういうものなのだろうか。
そういえば北村想さんの作品のタイトル『この恋やおもいきるべきさくらんぼ』も川島さんの俳句だった。
あまり関係のない話…。

苦楽しい

2012-11-15 21:30:00 | Weblog
『苦楽しい(くるたのしい)』
とは遠藤周作さんの言葉。
苦しみと楽しみは、対立するものではなく、苦しみと楽しみは表裏一体、苦しい中に楽しみが潜んでいる。
なかなか一朝一夕にはいかないこの世、しかれども苦しみをタノシミに転換出来れば!

冬支度

2012-11-14 23:37:40 | Weblog
滋賀の伊吹山に初冠雪、
京都の鴨川にユリカモメが飛来し、
今日は日中でも最高気温が14℃に終わり、ほぼ12月中旬並の天候になる。
衆議院の解散も決まり、やっと政局も動き出した。

光合成細菌

2012-11-13 23:58:59 | Weblog
光合成細菌の作り方
 【材料 】
・米の1番とぎ汁
(白米/玄米/発芽玄米どれでも。ただし、できるだけ新鮮ないしは精米したて。)
・1(~2)%の粗塩(精製塩は使わない。天然塩。)
・3%の黒砂糖(甜菜糖では細胞分裂に必要なミネラルが不十分)
・もしあれば、微量のにがり!!  →発酵促進の裏ワザ
【 作り方 】 
①お米の1番とぎ汁を、粗塩1%(と、あれば隠し味的に、にがりをほんの微量)と共にペットボトルに注ぐ。目安としては、玄米2合分のとぎ汁1リットルに対して、塩10グラム。
②冷暗所ではなく、明るい室内で常温キープ。常時30度くらいが理想。 温めると発酵がはやいので、保冷パックとか発砲スチロールの箱とかタオルケットとかで工夫。ストーブ、という案もある。日に一度は軽く攪拌(かくはん)する。置いたままだと、良く発酵する部分と、雑菌が繁殖する部分(上部の酸素に触れる部分)に分かれてしまう。
③翌日か3日後には、黒砂糖3%を入れる。生き物にエサをやる感じ。
④開始から4~5日後、口に含んで、甘酸っぱい(臭くない)味と匂いなら成功。
⑤上に浮いたカビのような浮遊物をガーゼで濾す。匂いと味に問題なければ、完成。

多様性

2012-11-13 06:48:35 | Weblog
多様性(biodiversity)というと、最近は生物多様性の話と思いがちだが、日本における多様性を考察してみると、あまり多様な中に存在していない足腰の弱さを感じるという方がおられたる。
その方によると世界的な日本の電気機器の不振から国内のイジメの問題に至るまで、共通して言えることは、狭い島国根性と縄張り意識で、『和をもって尊しとなす』とした聖徳太子の真意を間違った理解をしている・・・。

成功は失敗のもと

2012-11-12 00:43:19 | Weblog
産業のボーダレス化といわれて久しいが、アップルは音楽屋さんではなくIT企業であり、アマゾンは本屋さんではなくIT企業、グリーやDeNAもゲーム屋さんではなくIT企業等から考えると、IT産業が他の産業をどんどん飲み込んでいる状況が顕著になってきている。
今後ますますスピードが早くなりパラダイムシフトがおこりやすくなるとすると、我々は何に最も留意しなければならないのか?
それは安易な成功体験に束縛されないこと、「独自の技術」や「独自のオペレーション」に拘れば拘るほど身動きがとれなくなることに注意する必要がありそうだ。
そういえば以前、あの岡本太郎が『成功は失敗のもと』と『美しい怒れ』の中で述べている。