百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

草木祭

2021-10-18 19:46:09 | Weblog
「草木祭」とは、五穀豊穣を神と草木に感謝を捧げる祭事のこと
漢字では「草木」と表記するところと「相撲」と書くところがあるが、いずれもソウモクと読ませているようだ
行事の内容は、地域によって少しずつ異なるが、あるところでは草木団子と呼ばれる串だんごを作って神仏へ供える、あるところでは神事相撲を取る、そのほか、子芋(里芋)を煮て供える、抜き穂を供える、黒豆をゆでて供えるなどである。ソウモクと呼ぶ日はあるものの、すでにとりたてていうほどの行事を行わなくなっているところもあるそうだ

2030年の世界

2021-10-17 22:33:33 | Weblog
あのケインズは1930年世界恐慌の最中に「100年後には1日3時間も働けば生活に必要なものは得ることができるようになるだろう」と予測したという。
一方、米コンサルティング大手のマッキンゼーが描く予想図は働きたくても「働けなくなる」未来だそうだ。
実際に所得は増えたが、時間に余裕はなく、今後は仕事もなくなっていくという。理由は、機械化だけではなく、AI化やロボット化が進むことで、労働人口の3割がなくなっても産業社会は成立するだろうといわれている。
実際に大きな工場の中には数名の労働者しかおらず、そこには“雇用の場”の存在はなかった。しかし、その工場に投資し配当を期待する株主が別に存在することとなり、それが未来のあるカタチを示しているのかもしれない。

NIPPON

2021-10-16 20:21:11 | Weblog
「日本」の正式な読み方はNIPPONなのか、NIHONなのか(ニッポンなのか、ニホンなのか)、よく議論されるが、政府は2009年の閣議で「どちらもOK」という決定を下しているという。
歴史的には西日本が「ニッポン」で、東日本が「ニホン」を使用している経緯があるようだが、切手に標記されている国名の「日本」が「NIPPON」であることには、昭和39(1964)年の東京五輪で<NIPPON>が使用されたことが関係しているという。

勝手にシンドバット

2021-10-15 20:15:36 | Weblog
「勝手にシンドバット」は、1978年6月に発売されたサザンオールスターズのデビューシングル。
曲名は「勝手にシンドバット」というものの、曲や歌詞となんら関連性がなく、不思議な曲だったなぁと思っていると、なんとその当時流行った沢田研二の「勝手にしやがれ」(1977年)とピンクレディの「渚のシンドバット」(1977年)を掛け合わせてつくった曲名だったという。それもサザンのオリジナルではなく、その当時志村けんさんが「8時だョ!全員集合」で披露した、振り付けをごちゃまぜにするコントネタからインスパイアされたという。
なんとも粋な話だ。

気候危機

2021-10-14 19:35:06 | Weblog
「気候危機」
「地球温暖化」というよりも「気候危機(climate crisis)」という表現を最近は使うようだ。
世界の子どもの総数はおおよそ22億人と言われているがその約半数は、気候変動に脆弱で「極めてリスクが高い」と分類された33か国で生活しているという。たとえば、中央アフリカ共和国、チャド、ナイジェリア、ギニアなどが該当国だという。
気候変動による影響はすでにこれらの国々を襲っており、子どもたちの健康、教育、保護がおびやかされ、命に関わる病気のリスクにもさらされているというのが現実だという。
ユニセフが報告した子どもの気候危機指数(CCRI)は、以下のような数字を示している。
・沿岸洪水のリスク(2億4000万人)
・河川洪水のリスク(3億3000万人)
・サイクロンのリスク(4億人)
・病原媒介性疾患のリスク(6億人)
・鉛汚染のリスク(8億1500万人)
・熱波のリスク(8億2000万人)
・水不足のリスク(9億2000万人)
・非常に高いレベルの大気汚染リスク(10億人)
まさに「気候危機」といえる。

未来の金融

2021-10-14 18:25:38 | Weblog
「未来の金融」とは単純にはどういう社会を指すのだろう?
「物々交換」から始まった社会は、その不便さから「貨幣経済」を産み出した。しかしその貨幣は、富める者はより富め、貧しき者はそれなりに、貯めることのできる腐らない貨幣を必要以上に沢山追い求め溜め込む人々を生み出したといえる。
「地域通貨」はそのエリアの中で流通する循環型の目に見える経済社会を創出するかのように見せたが、なかなか人間の欲求を満たすことはなく、グローバリズムの進む中、暗号通貨(「ビットコイン」に代表される)に注目が集まっているのが現代社会だと言える。「暗号通貨」の特徴は、コストがかからず縦横無尽に行き来できることだが、その一方で匿名性が高いため、「現金」と同様落とせば誰のものかわからなくなるという危険性も併せ持つ。「ブロックチェーン」は暗号通貨等も含めた中で、新たな経済社会を創出する可能性があると言われているが、個人の匿名性を一切持たさないという点で管理社会に多少危惧するところは否めない。

小さな政府

2021-10-12 22:11:11 | Weblog
「小さな政府」は保守の目指すべきカタチではない、という意見がある。
「小さな政府」とは、「自助・共助・公助」の中で、国民の「自助・共助」から成り立つもので、どうしても、というところで国が「公助」を検討するという新自由主義的な考え方で、イギリスのサッチャー政権に代表される政策にあたるが、保守は基本的には「大きな政府」で大衆を平等に扱うのが望ましいと言われる。
以前、アメリカのルーズベルトの時代に、『保守が、ナショナリズム・自由(Liberty)と結合すると、「保守自由主義」=
「小さな政府」となる。一方、リベラルがグローバルリズム・「平等」を指向すると、「大
きな政府」となる。』と言われ、ルーズベルトは「大きな政府」を選択したが,現在の日本は保守が「小さな政府」を目指し、野党が「大きな政府」を志向している。

雑木林

2021-10-10 19:10:41 | Weblog
「雑木林」
雑木林は、種々雑多の雑木が混じって生える森林を意味し、植物生態学上の語彙ではなく、高価な木材を得るのには役に立たない林のことを指す
しかし「暮らし」の中で、広葉樹などの二次林で、薪炭林、農用林などとして使われてきたものが多く、里地、里山の中心的存在にり、「暮らし」に密着した「林」でもあった
暖温帯ではシイ類、カシ類、冷温帯ではコナラ、ミズナラ、クヌギ、アカマツなどがおもな構成種で、暖温帯では照葉樹林が伐採されてコナラ、アカマツなどに置き換わっていることもある。数十年に一度、薪炭材として伐採されるなど、長い間、人間の管理により維持されてきたが、エネルギーが石油に代替えされ、電気やガスが安易に手に入り始めると「雑木林」は急速に人々の「暮らし」から離れ始め、人口の増加と共に住宅地の開発などが進むと、「雑木林」は人々に疎まれるようになり始めた
人間とは我儘なものです、自然が少なくなると「自然」を求め、

がいこつの唄

2021-10-09 20:56:27 | Weblog

昔、「フォークの神様」と呼ばれた男
岡林信康の唄で「がいこつの唄」がある
歌詞は

がいこつが ケラケラ笑ってこう言った
どうせてめえらみんなくたばって
おいらみたいになっちまうのに
誰が偉いもあるもんか
どうしてそんなにでっかいつらを
やりたがるのか聞かせておくれよ
ええ年さらしてプロレスごっこの
政治家先生(嫌な方・・)
がいこつが ケラケラ笑ってこう言った どうせてめえらみんなくたばって  おいらみたいになっちまうのに
損も得もあるもんけ
どうしてそんなにエゲツなく
儲けたがるのか聞かせておくれよ
ヨダレたらして戦争まってる
資本家先生(エッチ、ひびんちょ、いちびりー)
がいこつが ケラケラ笑ってこう言った
どうせてめえらみんなくたばって
おいらみたいになっちまうのに
誰がまじめもあらへんにゃ
どうしてそんなにまじめな顔して
人間やめて機械になってる
ゲップにおわれてヨタヨタ歩きの
労働者のみなさん(団結なんて、そんなこと、若い人にいっても意味わかんない)

がいこつがまじめな顔してこういった
どうせみんなみんなくたばって
おいらみたいになっちまうんだから
せめて命のある間
つまらぬことにウロウロしないで
大事に大事に使っておくれよ
一度しかない
オマハンの命(ほんと、おっしゃる通り)

寒露

2021-10-08 23:36:10 | Weblog
10月8日、今日は「寒露」
「寒露」とは晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のことを指す
秋の長雨がなんとか終わり、本格的な秋の始まりを迎える。朝夕少し冷え込むようになると紅葉は徐々に濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代するそんな頃を「寒露」という