くりぃーむソ~ダ

気まぐれな日記だよ。

よもよも

2019-06-25 06:17:36 | Weblog
やれやれ。

日中からなんか

喉の奥にご飯粒が引っかかったような

感じがして変だなと思ってたんだけど、

朝方、喉が痛くて目が覚めた。

考えれば、

先週会社の歓送迎会で人混みに行ったから、

どうやらカゼうつされたらしい・・・。

だいたい喉からカゼ引いて、

熱出して寝こむってのがいつものパターンだから、

まいったわXXX
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機械仕掛けの青い鳥(85)

2019-06-24 20:36:11 | 「機械仕掛けの青い鳥」
「――キャッ」
 ウミの悲鳴が聞こえた。ソラがあわてて下を見ると、せり上がった床から滑り落ちそうになっているウミが、壁から突き出た鉄骨を両手でつかみ、じっとこらえているのが見えた。
 ソラは頭の重さに加え、胸が押しつけられるような息苦しさを感じた。顔を上げると、男は足下から伸びた操縦桿を両手で握り、体ごと、グイッと大きく横に倒していた。

 ブーン、ブブブーン……

 と、プロペラがうなりを上げ、ドームの外にみるみる真っ白い雲が近づいてきた。

 ドドン――

 と、なにかにぶつかったような軽い衝撃を感じたとたん、周りがあっという間に白く覆われてしまった。
「……ここ、飛行機の中なんだ」と、尻餅をついたソラが、ぐびりと喉を鳴らしながら言った。
「えっ、お兄ちゃん、どうなってるの……」鉄骨にしがみついたまま、ウミが顔を上げて言った。

 ぐぐん――と、床が、今度は逆の方向に大きく傾いた。

「うわわっ――」と、尻餅をついたまま、ソラが壁からずり落ちた。
 とっさに手を伸ばしたソラは、かろうじて壁の縁に手を掛けると、両手でぶら下がった。
「キャアアー」顔を伏せて悲鳴を上げたウミは、必死で鉄骨にしがみつき、床から滑り落とされまいとしていた。
 ――やがて、せり上がった床が水平に戻ると、ウミは恐る恐る、しがみついていた鉄骨から手を離した。
「あっ、どこ行っちゃったの……」
 ウミは、抱いていた青い鳥がいなくなったのに気がついた。いつの間にいなくなったのか、あわてて顔を上げ、青い鳥を探して周りに目を走らせたウミは、壁からぶら下がっているソラを見つけて、息を飲んだ。
「お兄ちゃん……」
 つぶやくように言ったウミに答えたのは、操縦桿を握っている男だった。
「――おいっおまえ、どこから入ってきたんだ」
「うおっ……」
 驚いたソラは、声にならない声を上げると、硬い壁からズルズルと爪を立てるように滑り落ちていった。
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よもよも

2019-06-24 06:24:24 | Weblog
やれやれ。

ひさびさ早めに寝床について、

ぐっすり眠れるかなと思ったら、

めずらしいコトした罰が当たったのか、

悪夢を見て目が覚めた。

普通にいつもどおり仕事してて、

机に向かってたんだけど、

急に誰かが亡くなったって

大騒ぎになって、

どうするどうするって、

目が覚めた。

現実じゃ無くてよかったけど、

今日一日、気味の悪さでなんか気が滅入るわXXX
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機械仕掛けの青い鳥(84)

2019-06-23 19:57:00 | 「機械仕掛けの青い鳥」
「ここから、登って行けそうだ」ソラは、ごつごつと壁から突き出た鉄骨をつかむと、「うんしょ、うんしょ」と、声を出しながら懸命に登っていった。
「お兄ちゃん、危ないよ。気をつけて」
 立ち上がったウミが心配そうに見守る中、ソラはするすると、緩やかにオーバーハングしている壁を登っていった。
「……なんの音?」と、ウミが険しい顔をして耳をそばだてた。
 やっとの事で壁の頂上に片手を掛けたソラが、聞き耳を立てるように動きを止めて言った。
「えっ、音?」と、目を白黒させたソラが、首をかしげた。「なんにも聞こえないよ――じゃない、でも、風の音しか聞こえないけど」
「風の音……」ウミは言葉を途切ると、じっと耳を澄ました。
「――いいや、やっぱり違う。なんかほら、ブーンブーンって、換気扇が回っているような音なんだよ」
 ソラは、もう一方の手も壁の頂上に掛けると、力をこめて「ヨイッ」と体を持ち上げた。歯を食いしばりながら、懸垂をするように胸の高さまで体を引き上げると、お腹を滑らせるようにして乗り上げ、すぐに足を掛けた。
「よっと……オーイ!」
 立ち上がったソラは、心配そうに見上げているウミに手を振ると、回れ右をするように後ろを向いた。
 ――なにを見つけたのか、ソラはじっと立ちつくしたまま、口をつぐんでしまった。
「お兄ちゃん? ねぇ、どうしたの、お兄ちゃん」と、心配したウミが、何度も声をかけた。「――ねぇ、お兄ちゃん。なにか言わないとわかんないよ」
「プロペラだ……」ソラが、ポツリとつぶやくように言った。
「えっ、なんて言ったの。聞こえないよ、お兄ちゃん――」
 じっと前を見ているソラの目は、ブーン、ブルーン、ブーンン……と、低い音を立てて回るプロペラを捉えていた。
「ここ、どこなんだろう」
 ソラは独り言のように言うと、フッと横を向いた。
「ううわっ――」
 大声を上げたソラは、壁から落ちそうになりながらしゃがみこみ、後ろに手を伸ばしてドシンと尻餅をついた。
 ソラの背丈よりも大きな男の横顔が、目の前にあった。男は、耳当てのついた革の帽子を被り、頑丈そうなゴーグルを額の位置に掛け、首には真っ白いスカーフを巻いていた。思わず大きな声を出してしまったものの、男はまだ、ソラに気がついていないようだった。下を向いた男は、ブツブツと聞き取りにくい声を出しながら、落ち着きのない目で、探るようになにかを見ていた。
「くそっ、飛ぶ前はちゃんとしてたんだ。早くみんなに追いつかなきゃ」
 と、男が心持ち体を傾けた。
 ソラが腰を下ろしたまま、あっけにとられていると、目まいがするように急に頭が重くなった。
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機械仕掛けの青い鳥(83)

2019-06-22 22:32:22 | 「機械仕掛けの青い鳥」
         6
 ソラとウミは、ゴウゴウと耳元に吹きつける風の音で目を覚ました。
「まぶしい……」
 顔を上げたソラが、目を射るように刺す光を手でさえぎった。
「お兄ちゃん、ここどこ?」
 と、ウミが目を擦りながら言った。

 チチッ、チチッ――。

「えっ」
 と、ソラは鳥の鳴き声に気がつき、キョロキョロと辺りを見回した。
 二人がいるのは、どこか狭い倉庫の中か、薄暗い工場の中のようだった。青い空をどこまでも見渡せるアーチ型のドームが、屋根の代わりに高い天井を覆っていた。機械オイルのようなツンと鼻を刺すにおいが、冷たい空気に混じって漂っていた。
「――お兄ちゃん、見て、青い鳥」
 ソラが振り返ると、膝を折って腰を下ろしたウミが、胸に青い鳥を抱いていた。
「えっ、どこにいたの?」ソラが聞くと、ウミは足下の床を振り返りながら言った。
「すぐ後ろの床にうずくまっていたの。とっても、具合が悪そう……」
 青い鳥は、うつろな目を開けたり閉じたりしていた。森の中を元気に飛んでいたさっきまでの姿が、まるで嘘のようだった。翼も傷ついているのか、ウミがそっとなでてやると、痛そうにチチッ、チチッ――と、小さく声を上げて嫌がった。
「ここ、どこ……」と、ウミが不安そうに言った。
「ちょっと待って」ソラは言うと、立ち上がってドームを見上げた。天井までは、下から見上げる限り、ビルの3階ほどの高さがあった。
「どこか、登っていけるところって、ないかな……」
 ソラは、ところどころ鉄骨がつきだした硬い壁に近づいていった。
 と、「うわわっ――」
 床が、ぐぐんと大きく傾いた。
「――キャッ」
 ウミが青い鳥を抱いたまま、滑るように床を動き、どしんと音を立てて壁に背中をぶつけた。
 バランスを崩したソラは、両腕を振りながら前によろめき、後ろに反り戻って、また前によろめき、横に滑って倒れ、ゴツンと大きなこぶができるほど、硬い壁に頭をぶつけてしまった。
「イタタタタ……」
 顔をしかめたソラは、こぶのできた頭を押さえながら体を起こすと、壁に手をついて立ち上がった。
「……ウミ、大丈夫?」
「うん、なんともないよ――」青い鳥を抱えたウミは、壁に背中をあずけたまま、力のない笑顔を浮かべ、やせ我慢をするようにうなずいた。
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機械仕掛けの青い鳥(82)

2019-06-21 22:11:39 | 「機械仕掛けの青い鳥」

 青い鳥を見上げていたソラが、不意に目を下ろすと、自分の体が少しずつ、地面から持ち上がっているのに気がついた。
「うわっ、浮いてる」
 ソラが驚いて声を上げると、同じように浮き上がっているウミが、ソラを見て言った。
「お兄ちゃん、体から光が出てるよ」
「えっ――」足をばたつかせたソラが自分の手を見ると、指先から徐々にまぶしい光があふれ、だんだんと全身に広がっていくのがわかった。「なんだろう、これ……」
 宙に浮かびながら頭を地面に向けたウミが、
「マーガレットも、一緒に」
 と、悲しそうな顔をしているマーガレットに、手を伸ばした。
「ごめんね、一緒には行けないの」マーガレットは、ニッコリと笑顔を浮かべて言った。「だって私、人形なんだもん」
 ウミが耳を疑っていると、マーガレットの体が見る見るうちに強ばり、ニッコリとやさしそうな笑みを浮かべたまま、木目のくっきりと浮き出た人形に変わってしまった。
「マーガレット……」と、ウミは、ぴくりとも動かなくなったマーガレットを見ながら、信じられないというように言った。
「うわあああっ」
 と、ソラがウミの前をかすめ過ぎていった。驚いたウミがあわてて顔を上げると、にわかに吹きつけた強風が、渦を巻きながら二人をグングン高く舞い上がらせた。

「キャー」

 と、大きく横にあおられたウミが、恐ろしさのあまり目をつむり、悲鳴を上げた。
「ウミ、手を伸ばして――」
 ウミがうっすらと目を開けると、強い風に振り回され、上下に揺れているソラが、手を伸ばして近づいて来るのが見えた。

「――お兄ちゃん」

 ウミの伸ばした手が、ソラの手をしっかりつかむと、バツンと布が裂ける音が聞こえ、二人は、目もくらむほど真っ白い光の中に飲みこまれていった。

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よもよも

2019-06-21 06:09:24 | Weblog
やれやれ。

ゲーム機安!

と思って広告クリックしたら、

縦置きスタンドだった・・・。

そりゃ、2,000円で買えるわけないよな。

だまされたってより、

はずかしいわxxx

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機械仕掛けの青い鳥(81)

2019-06-20 20:18:35 | 「機械仕掛けの青い鳥」
「その辺にしておかないと、焼き鳥にして食べちまうよ!」
 と、シルビアが言うのを聞いたとたん、それまでじっと様子をうかがっていた鳥たちが、一斉に声を合わせて鳴き始めた。
 青い鳥そっくりな鳥に混じって、木から木へ、小鳥達がシルビアを中心に飛び交いはじめた。
「こら、おまえ達、いい加減におしったら――」
 シルビアの言うことを聞く鳥は、一羽もいなかった。口々に鋭い鳴き声を上げる鳥達は、黒々と渦を巻く塊になって、大きくうねりながら空を舞っていた。
「今度こそうまく行くと思ったんだけどね――まったく、これで全部おしまいだよ……」と、ため息混じりに言ったシルビアの頭上で、

 バツン―― 。

 と、布が裂ける音が聞こえた。見ると、竜巻にも似た大きな群れを作った小鳥達が、空高く、青空の絵が描かれた布の縫い目にぶら下がり、足下の縫い糸を何度もつついて断ち切っていた。
 ブチブチッと、音を立てて広がっていく裂け目へ、鳥達が次から次へと飲みこまれていった。

 ゴ、ゴ、ゴ、ゴゴウ、ゴ、ゴ……。

 強い風が、うなりを上げながら吹き始めた。
「くっそー。あたしゃあきらめないよ――」
 くやしそうなシルビアの声だけが、風に乗ってどこからか聞こえてきた。

 ――――……
 チチッ、チチッ……と、青い鳥が顔を上げて鳴きながら、興奮したように羽ばたいた。
 頭上で舞い飛ぶ小鳥達に気がついたソラは、網を振るっていた手を止め、宙を見上げてつぶやいた。
「どうしちゃったんだろう……」
「自分達の住みかに帰ろう、こんな檻から抜け出そう。――みんな、そう言ってるの」と、マーガレットが独り言のように言った。
「鳥の言葉が、わかるの?」ウミが聞くと、マーガレットは黙ってうなずいた。
「さぁ、ウミちゃん達も早く、青い鳥についていって」
 マーガレットが顔を上げると、青い鳥が三人の真上で、小さく弧を描きながら飛んでいた。
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よもよも

2019-06-20 06:10:56 | Weblog
やれやれ。

暑い。

朝から日差しがまぶしいわ。

ドラキュラじゃないけど、

焼け焦げたらどうするべ・・・。

ここんところ間食癖がついて、

またぞろ2キロ増えちまった。。

トホホだわ。

去年も5月の連休当たりから間食病が再発して、

健診がある7月にマックスになって

案の定「痩せろ」通知が送られてきたし。。

ああ、暑いからこそ食欲全開で頑張ってるんだけど、

まぁ実態は、

ただゴロゴロしてるだけだわな。
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機械仕掛けの青い鳥(80)

2019-06-19 20:07:14 | 「機械仕掛けの青い鳥」
 シルビアは、マーガレット達の事で頭がいっぱいで、どこといって変わったところもない鳥の声には、気がつきもしなかった。
「それにしても頑固な鳥だね。マーガレットの手をわずらわせないで、さっさと家の中に入っちまえばいいんだよ」

 チチッ、チチッ……と、かわいらしい鳥の鳴き声が、また聞こえた。

「私が出なきゃ、らちがあかないかねぇ。このまま本物の青い鳥が出てきてしまったら、こんがらがってまた逃がしちまうよ」

 チチッ、チチチッ……。

「うるさいね、腹が減ったんなら、そこいら辺になにかあるだろうさ――」
 双眼鏡をのぞいていたシルビアは、怒ったように言うと、はたと動きを止めた。
「……冗談じゃないよ」
 と、シルビアは独り言のように言いながら、ゆっくりと双眼鏡から目を離し、小鳥の声が聞こえた方に顔を向けた。
「おまえ!」
 と、驚いた鳥が、思わず逃げるように羽ばたいてしまうほど、目を見開いたシルビアが、大きな声を上げた。
「じゃああっちが、本物なのかい――」
 小屋の中で鳴いていたのは、青い鳥そっくりにペイントされた鳥だった。一度はシルビアに腹を立てて森の中に逃げ出したものの、食べ物がなにもなく、腹をすかせて戻ってきたのだった。
「こうしちゃいらんないよ」シルビアは言うと、双眼鏡を放り投げて小屋を飛び出し、目にもとまらぬ早さで、木に掛けられていた梯子を下りていった。

 チチッ――。

 シルビアの後から、同じように小屋を飛び出した鳥は、するすると梯子を下りていくシルビアに近づくと、抗議をするように鋭く鳴いた。
「なんだいうるさいねぇ、おまえに構ってるヒマなんてないんだよ」
 青い鳥にそっくりな鳥は、小さな目に怒りの色を浮かべ、シルビアの頭上を何度もかすめるように行き来した。
「危ないってば、なにするんだい。コノ、コノ……」
 片手にゲンコツを作ったシルビアが、邪魔をする鳥をぶとうとしていると、その様子を見ていた森の鳥達が、一羽二羽と周りの木に集まりはじめ、声をひそめて互いに囁き合った。
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