ゴールデンウイーク前半の4月30日、今年の最高気温につられ行き先を決めず散歩することにしました。
田舎道の裏通りをぶらり歩いて約45分。JR津軽線「油川」駅に到着。
そういえば「油川」は明治初期までは青森市中心部の町でした。意外と古風なものに出会いそうな予感?
※上記資料は「aburakawa.net」より引用。
早速見つけたのは「熊野神社」(油川十三森)。あとで知ったのですが、油川には近くにもう一社「熊野宮」(油川大浜)があるため、こちらは「十三森」と呼ばれているそうです。
見るからに威厳がある鳥居は珍しいことに自然木で作られていました。大きくて立派な鳥居でしたよ!
拝殿そばのさくらは今が盛り。この神社との調和はまさにピッタリ!!
狛犬はというと長年風雪に耐え偲んだあとがあり、歴史を感じさせるものでした。
ここのところ桜まつりなど、人手の多い場所に出かけていたせいか、喧騒から逃れ静寂の中に身を委ねることができたのは大きな収穫でした。
人影のない神社境内でしばらくお休みして、また散歩の続きを始めることにします。
(追伸)
油川は羽州街道と松前街道との合流点で、油川港は鎌倉時代から船の交易が盛んで古くから賑わっていたそうです。