ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

6月の「オシム」語録

2007-07-03 16:49:57 | スポーツ一般
いよいよアジアカップが開幕する。2010年のW杯出場を占う大事な戦いが続く。
オシムジャパンが3連覇に挑む。豪州、韓国に中東アジア勢の強豪チームが日本打倒を掲げて挑戦してくる。
例月の如く、6月の「オシム」語録を紹介する。含蓄のある言葉が多い。

4日、チーム構成の持論を語る・「試合以外の場でも選手の個性、能力は出る。プレー以外にも大切な要素があり、サッカーさえできればいい、という話ではない。」

6日、コロンビア戦。あえて中盤にパスの出し手ばかり並べた・「「カミカゼ・システム」とでも言ふべき危険な方法だったが、部分的にはそれが有効だと思った。そして何とか生き残った」

18日、アジアカップの予備登録30人を発表・「名簿に名前が入る、入らないというのはニュアンスの違い。しかし、それを決めなければならないのが私の仕事。外れた選手には「この大会が人生最後の試合ではない」と言いたい。次のアピールの機会で、私が間違っていたことを証明できる」

21日、日本外国特派員協会の記者会見で・「監督業については何時間も話せるが、一言に集約すれば「敬意」だ。対戦相手に敬意を払わなければ、彼らも我々に敬意を払わないだろう」・「準備なしでアジアカップに臨むとという斬新なアプローチを日本はしているし、他にも問題がある。アジアのチームはサッカーだけでなく歴史的、経済的な理由からも日本に勝ちたいという強い気持で来る。それだけでモチベーションが一つ多い」

27日、代表合宿最終日にミーティングの様子を聞かれて・「選手同士でもっと話が出来るようになればいい。監督の話を聞くだけで進歩はない。それが日本の習慣のようだが、私は選手が話掛けてくれるのを待っている。そうすれば互いにもっと早く進歩できる。一つのベルより、多くのベルが鳴る方がいい音楽になるでしょう?」

7月1日、直前合宿初日・「Jリーグの戦いと代表での準備を混同してはいけない。私たちが挑むのはジャパンカップではなく、アジアカップなのだと選手が認識する事が大切。これは冗談ではない」   

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温暖化を考える

2007-07-03 14:22:12 | 独り言
落語に「風が吹けば桶屋が儲かる」との噺がある。
しかし今の時代はこうだ。「温暖化が進むとマヨネーズが高くなる」
地球温暖化の原因となるのは二酸化炭素(CO2)は主に化石燃料(石油、石炭)を燃やす事で発生する。そこで温暖化が進むと化石燃料のガソリンが使いにくくなる→ガソリンに代わる自動車用燃料として、バイオ燃料の需要が高まる→その原材料の大豆や小麦、トウモロコシなどがたくさん使われる→食品価格が上がるからだ。

さらに温暖化が進むと、大型台風がさらに多く日本に上陸し、竜巻災害も増えると言はれている。
長野県では「ぶどう」が今までの様に採れなくなっている。徐々に気温が低い山の上に畑を移さざるを得なくなっているそうだ。
また、これまで熱帯地方にしかなかった、マラリアやデング熱などの伝染病が日本に入ってくる懸念が出ている。

国立環境研究所が2日に発表した情報によると「温暖化は遠い将来の影響だけでなく、いま生きている人の多くが影響を受ける」と指摘している。
世界有数のスパコン「地球シミュレータ」を使い、2030年までの地球全体の大気や海洋の変化を予測。温度や風など10通りの異なる初期条件で計算した。
その結果では、1984年~2000年にはひと夏に4~5回だった「暑い夜」(東京では最低気温が27度以上)が2011年~2030年は3倍に増える。10通りのいずれの条件でも増える結果が出ている。
一方では夏の「暑い昼」(最高気温35度以上)も1.5倍に増えるらしい。
反対に冬の寒い夜、寒い昼は、現在の3分の1程度に減ると言ふ。日本だけでなく世界の各地でも同様だった。

では私たちがいまできる事は何かとなるが、森林や海洋が吸収してくれるCO2は年間31億トン。人口一人当たりでは0.5トンです。日本人はいま、一人2トン以上を排出している。何と4分の1まで減らす必要があるのだ。
閣僚の皆さんが新聞広告やTVで訴えている様に、電気・ガス・水道の使用量を減らす。買物の際のポリ袋を使わない(ポリ袋1枚を造るのに石油がちょこ一杯分が必要だ)ペットボトルに代わりマイ水筒を使う。自動車の利用を減らす等から地道に始めなくてはと思う。

この問題は世界の各国も歩調を合わせて取組んで行かなければならない。比較的鈍感だった米国や中国でも温暖化による影響が顕著に出始めて、やっと重い腰を上げ始めた。

明日の良好な地球環境を子孫に残すためにも取急ぎ取組まなければならない問題だ。


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