フジＴＶの背信

　自分で言うのは可笑しな話であるが、オジサンが怒るのも無理が無いと思う。あの天下のフジＴＶが視聴者を非常にバカにしている。開局五十周年記念番組と銘うち鳴物入りで始まったドラマ「不毛地帯」の次回放映日が来年１月１４日になるのである。次回予告で１月１４日放送と告示されたが嘘だろうと思っていた。そこで来週の番組表をみると、この放映時間はお得意のバラエティーのＳＰ番組になっている。何と次回放送まで一ヶ月以上も待たされるのである。そして同ＴＶのＨＰで見ても次回放送日が１月１４日とある。

　何とドラマのフジＴＶと自負し、放映した超大作ドラマが、簡単に年末・年始の番組で吹っ飛んでしまうのである。毎週楽しみに見ていた小生などの視聴者を完全にバカにしたものだと呆れてものが言えない。

　どうもあの作品はその程度の出来だったのだと、ＴＶ局そのものが認めているのであろう。新聞の全面広告で麗々しく開局五十周年記念番組の目玉番組としても告示していた筈である。視聴者ばかりでなく、出演者達にも大変失礼な話だと思っているのだが、フジＴＶの真意が判らない。