ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「JINー仁」が見事な結末で終了

2011-06-27 10:00:23 | TV DVD
 TVドラマ「JIN-仁」が2時間近い最終回で終了した。このドラマ一体どんな結末で終了させるのだろうかと興味を持っていたのです。脳外科医が幕末の江戸の街にタイムスリップして、当時の医療界に色んな形で係わると言う破天荒な内容だったので、毎回の放映を楽しみに拝見していたのです。

 最終回は、これまでの放映された内容を繰返して繋ぎ合わせるモノになるのではないかと危惧していました。しかしどうしてどうして、将軍を守るために寛永寺に立て篭もり新政府の銃弾に薙ぎ倒される旗本たち。その人たちを救おうと仁友堂と対立する漢方医たちも必死の救援活動をする。さらに流れ弾にあたり瀕死のケガを負う「咲」の病状に苦慮する主人公「南方仁」(彼も脳腫瘍の病が進行している)と実に内容が濃いものになっている。

 敗血症で死の恐れのある「咲」を助ける手段は、タイムスリップする際に持っていた薬の「アンプ」があればと、江戸の世に入り込んだ場所に急ぎ探しに行くが、ここから彼は現代に再スリップしてしまう。主人公は現代で緊急の脳外科手術を受けて蘇生する。そして江戸の街で過ごした6年間の事績を探し求めるが、仁友堂で一緒に働いた医師たちが明治の世の医学界でもそれぞれの事績を残していることを知る。さらに「咲」から受け継がれている橘醫院を発見し・・・・と続く。

 150年を経て自分が係わった江戸の人たちの消息を知ることで、主人公南方仁は満足する。これはひとえに原作のコミック本が描き出した世界であり、それに歴史上の実在人物を配することで、このありえない事態がまさかと思わせるドラマつくりになっていると思う。久々にドラマを堪能できたと思って感謝したのである。

「コレステロール半減!!」挑戦中。昨日の歩行数。夕方雨の中ゴミ出しに出た際「2.520歩」のみである。
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