ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

おめでとう・巨人Gが日本一

2012-11-03 21:58:12 | 野球
 セ・リーグ代表の巨人Gが3勝2敗で迎えた日本シリーズ第6戦。9回まで波乱に富んだ試合を展開したが、巨人Gが逃げ切って3年ぶり22回目の優勝を果たした。劣勢を伝えられた日本ハムFも地元の札幌ドームで連勝し健闘したが、巨人Gが総合力で上回った形である。

 これで今年のプロ野球は全て終了したが、日本シリーズに進出出来なかった他の10チームは、来季に向けて戦力の強化を図り、素晴らしいペナントレースを展開して欲しいと思う。

 TV画面からの写真である

 優勝決定の時の原監督
             
 
 巨人ナインによる監督の胴上げ
                       

 原監督のインタビューから
             
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映画「のぼうの城」

2012-11-03 11:02:41 | 映画
 昨日封切りの映画「のぼうの城」をさっそく見て来ました。この映画の原作の本が発売された直後に読んでいて、この壮大な物語を映画にするのは大変な事だろうなあと思った記憶がありました。

 豊臣秀吉が圧倒的な戦力を持って小田原城の北条一族を攻略するのに合わせて、関東に散在する多くの支城を大名たちに攻略させることから始めた。ここで秀吉は寵臣石田三成に2万の軍勢を与えて、館林城と忍城の攻略を命ずるのである。館林城は攻撃前に陥落したが、500人で城を守る忍城は、城代家老を務めることになった城主の従兄弟である成田長親(通称でくの坊からのぼうさまと呼ばれた)が、2万の軍勢に戦いを挑むと通告してしまった。

 戦いの火ぶたが切られたが、忍城は別名浮城と称される程の周囲を多くの自然の堀に囲まれた平城である。場内に周辺の農民も引き入れて籠城の作戦を取った城方の武将たちは、城に通ずる狭い路を巧みに利用して三成軍に痛打を与える。そこで三成軍はかって豊臣秀吉が備中高松城の攻略に使った水攻めを実行する。日に日に城の周囲は引き入れらた水嵩が増し、今や城は本丸だけになってしまう。

 ある夜、のぼうさまは湖となってしまった敵の本陣の前に舟を寄せて、可笑しげな田楽踊りをして見せて、敵味方の兵たちの共感を呼ぶことに。しかしそこで思いがけない事態が発生して形勢がが逆転するが、しかし圧倒的な兵力の差は如何ともしがたく、城方は追い詰められついに城は開城を迫られる。その後の三成とのぼうさまの開城をめぐるやりとりが、この映画のクライマックスだろうと思う、この場面にのぼうさまの本領が発揮される。

 歴史上小田原攻めで落城しなかったのはこの忍城だけであり、三成はこの敗戦を糧に後世には関ヶ原で徳川家康に天下分け目の合戦を挑むことになる。

 主人公役の野村萬斎ののほほんとした役つくり、田楽踊りに見せた狂言師としての本領は見事だと思う。上地雄輔の三成は意外に立派である。佐藤浩市、山口智光、成宮寛貴の城方の武将たちも戦国時代の名残を残す個性的な動きで好演している。

 時代劇ながら壮大なスペクタルで見せて呉れるこの映画、出来は Bの上 と評価したい。

 映画館のポスターからケイタイで

                    
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