ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

Jリーグ20年

2013-03-04 10:11:21 | サッカー
 プロ野球より一歩お先に、今年のシーズンを開幕させた日本のJリーグ。発足して以来20年が経過したと聞いて驚いている。このJリーグは発足当時から、米国のプロ野球やアメフトの様に地域に根差したチーム造りを推し進めてきている。もちろん企業のクラブチームの多くがプロ化されて加入したのが始まりだが、プロ野球の様な企業名をチーム名にすることを拒否して、それぞれが存在する都市名をチーム名に入れている。

 20年前にJリーグが発足した時には、待ちわびたサッカーファンが熱狂的にスタジアムに足を運んでいる。都心に住んでいた我が家でも、下の娘がやはり熱狂的な清水Sの沢登選手の大ファンのひとりで、国立競技場のプラチナチケットをGETしてきて家族で応援に駆け付けたことがある。その後も宇都宮や日本平、大阪の万博スタジアムと娘に同伴して観戦したことを思い出している。

 日本のサッカー界はこのJリーグの発足を機に、益々全国の地域に根差したチーム造りが進み、今や傘下にJ2リーグ、JFLリーグがあり、さらにユースチームや女子チームの育成にも力を入れている。さらに日韓共同の大会となったW杯の開催を機に、日本代表チームはW杯の出場を重ねて、アジア地域のNO1のサッカー大国に育っている。企業の宣伝部門から脱しきれないプロ野球の盛衰を見る時に、Jリーグの方向性の正しさが証明されているようである。

 小生の子どもの時はスポーツと言へば野球一辺倒だったが、今の子ども達には野球を凌駕する勢いでサッカー熱が蔓延しているようである。公園などでは幼児がサッカーボールを蹴り蹴りしている光景を良く見かけるほどである。それだけサッカーが盛んになった背景にはJリーグが貢献したことは言うを待たないと思う。

 香川、本田、長友、川島等々、多くの日本選手が欧州のプロサッカーチームで主力選手として活躍する時代である。彼らはこのJリーグ20年の間に大成してきた選手達である。Jリーグの20年間が果たした役割は実に大きいいと思う。

コメント (6)
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