ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

こんなところにも体罰が

2013-03-23 18:01:14 | 独り言
 事情があって小学生のお嬢さんのピアノ教室を変更した、お母さんからの投書を読んだ話である。小さい時から習わせているピアノだったが、最近はあまり熱意が感じられずにいたそうである。

 新しいピアノ教室では、お嬢さんが慣れるまで何回かお稽古に立ち会っていたが、先生は稽古で不味かった楽譜の箇所にチェック入れようとしてピアノの前のお嬢さんの傍に寄ると、お嬢さんはさっと頭の上に手をあげる仕草をする。不思議の思っていると、前に習っていたピアノの先生は、ミスをする度に教本でお嬢さんの頭を叩いていたらしい。

 先生がピアノの傍のお嬢さんに近づく度に、頭を庇う仕草はなかなか治らず、何ヶ月も続いたらしい。しかし今度の先生は叩くことをしないとようやく分かったらしく、稽古中も笑顔を見せることが多くなったそうである。

 最近のニュースを見る度に、大阪のS高校のバスケット部の先生による体罰問題から、女子柔道五輪代表の監督からの体罰、パワハラ等を始めとしてスポーツ界の体罰の話題が実に多い。ただ一部では教育的指導の一環としての体罰容認の風潮さえあることも事実である。しかし体罰だけでは人は強くはならないのが現実である。体罰により傷ついた若い前途のある若者の命さえ奪ってしまう事態も出ている。

 やはり社会全体の意識として、体罰の是非については大いに論議して、体罰を容認する風潮の払底を図るべきだと思うのです。
コメント (4)
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