一休さん

夢づくり工房 一休

河原撫子(かわらなでしこ)

2005-09-06 21:55:50 | 墨彩書画

撫で撫でしたいほど
撫子の語源は、撫で撫でして、いつくしみ、かわいがる子。それほどかわいい花ということです。確かに淡いピンクの色合い、細い茎、花びらの切れ込みがそよぐ様子など、何ともいえないかわいらしさが漂っています。

秋の七草にも数えられ、歌に詠まれる時も、恋しい女性に例えられることが多いようです。中国から入ってきた「唐撫子」(石竹)と区別するために、日本原産の撫子を「大和撫子」(河原撫子)と言います。そして、日本古来の美しさを備えた女性の代名詞ともなったそうな・・・。

最近、花の方の大和撫子は、唐撫子に押されて、あまり見かけなくなりましたが、女性の方の大和撫子はどこへ行ったのでしょうか?

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