一休さん

夢づくり工房 一休

茶目っ気

2006-05-02 06:05:54 | 墨彩書画

今日は夏も近づく八十八夜。「茶摘み」の歌で「あかねだすきにすげの笠」と唄われているように、この時期は、こんな格好で茶摘みをする姿があちこちで観られたのでしょうね。

江戸時代になって、庶民の生活が安定してくると、人々は時間が出来るとお茶を飲み、愉しいひとときを過ごすようになりました。そのとき、交わされる話しは、たわいもない冗談や笑い話。それで、冗談の事を、お茶とか、茶の話しというようになったそうです。

失言を冗談にしてしまうことを「茶にする」。冗談っぽくすることを、「茶と化す」つまり「茶化す」。そして、無邪気にふざけることを「茶目」「茶目っ気」。

愉しい時間からはいろいろな言葉が生まれるのですね。

 


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