今日は夏も近づく八十八夜。「茶摘み」の歌で「あかねだすきにすげの笠」と唄われているように、この時期は、こんな格好で茶摘みをする姿があちこちで観られたのでしょうね。
江戸時代になって、庶民の生活が安定してくると、人々は時間が出来るとお茶を飲み、愉しいひとときを過ごすようになりました。そのとき、交わされる話しは、たわいもない冗談や笑い話。それで、冗談の事を、お茶とか、茶の話しというようになったそうです。
失言を冗談にしてしまうことを「茶にする」。冗談っぽくすることを、「茶と化す」つまり「茶化す」。そして、無邪気にふざけることを「茶目」「茶目っ気」。
愉しい時間からはいろいろな言葉が生まれるのですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます