7/27(金) 曇
昨晩は飲み過ぎた。最後の方の記憶がない。千鳥足だったことは覚えているのだが。
キャンプ場の目の前の野付湾ではシマエビを穫っていると思われる何艘かの舟が見えた。
次々と出発する昨夜一緒に飲んだ友人たちを見送った。また会えるかはわからない。
今日はまだ訪れたことのない根室半島の先っぽまで行ってみた。
道の駅スワン44ねむろで休憩した。根室はドラマ南極大陸のロケ地だったとのことだ。昭和基地のセットも作られたらしい。
バスを改造したキャンピングカーが止まっていた。車体に大きく日本列島夢の旅と書かれている。
昨日、霧多布で出会ったおじさんが言っていたのはこの車のことだろう。おじいちゃんおばあちゃんと孫の旅人らしい。
根室の街を抜けると牧草地や湿地帯が広がる。返せ!北方領土と書かれた看板をよく見かけた。アザラシの親子の笑顔が優しすぎる。
おうまの親子もいた。子馬はかわいいな。連れて帰りたいくらいだ。
本土最東端の納沙布岬にやってきた。以前はここまでバイクで入れたようだ。
巨大なモニュメント「四島(しま)のかけ橋」
道東や道北は普段意識することのない国境や外国をを意識する数少ない場所だ。
根室の街へ戻り、花まるという回転寿しで北海の幸を堪能した。北海道の回転寿しはネタが新鮮で侮れない。
締めに花咲ガニの鉄砲汁を頼んだ。花咲ガニが入って273円、さすが本場である。
その後根室本線沿いに厚床まで行った。そこからR243とR244で北上し、オホーツク海に出た辺りから始まる道道475で風蓮湖の奥まで行ってみた。
ものすごい自然豊かなところなのだが、しっかりと暮らしている人達がいた。
尾岱沼のキャンプ場に戻って温泉に向かった。昨年、今年と共同湯の浜の湯ばかり入っていたので、今日はキャンプ場に近いシーサイドホテルの温泉に入ってみた。
金曜日の夕方だが、客はおらず貸し切り状態で温泉を楽しんだ。内湯はちょっと熱めだったので、蚊やブヨにいっぱい刺された身体に衝撃が走って驚いた。ちょっと危険だと思ったので露天で身体を冷やした。
またまたセイコーマートでつまみとビールを買ってしこしこと飲んだのであった。
キャンプ場から見た夜の尾岱沼の港は幻想的だ。
今日の走行距離は253kmであった。明日はどこへ向かおう。