8/2(木) 晴れ
今日で北海道の地ともお別れだ。あっという間の12日間だった。
昨日、洞爺湖をほぼ一周まわったが、もう一周まわってみよう。洞爺湖畔にとうや小の生徒が木で作った動物が置かれていた。
羊蹄山も見えた。
洞爺湖サミットの開かれたホテルはあんな山の上にあったのか。
サイロ展望台から洞爺湖を望んだ。日本人の観光客はほとんどいなくて、韓国や中国の人々がいた。
この前で写真を撮るのはお約束のようだ。
子供の頃読んだ本に載っていた昭和新山へ行ってみた。いくつかの土産物屋はつぶれていた。
ここの土産物屋も中国からの観光客に大きく支えられているようだった。
じゃがいもソフトクリームを食べた。甘いんだけど、ポテトチップスのような味がする。ジャガッキー付きだ。
以前アウトライダーという雑誌で見たおさる湯に行ってみることにした。支笏湖へ向かうR453沿いにあるばんけい温泉健康センターの裏だという。
健康センターは閉められてしまったようだ。
裏の川に温泉の雰囲気はなく、崖を下りて草をかき分けて温泉を探すやる気もなかったので、登別の温泉をめざすことにした。
R453から登別に向かう道道2号は素晴らしいワインディングロードであった。オロフレ峠という看板があったので本道からはずれて行ってみた。
オロフレ峠の先に行き止まりとなったぼろぼろの道があった。地元のライダーがやってきたので、以前の道路だったのか聞いてみたが、彼が来るようになったときにはすでに走られる道ではなかったと言った。
あとで知ったが、やはりこの道は24年前まで現役であった。
登別に着き、町を歩いてみた。まずは地獄谷へ行ってみた。荒涼とした風景が広がる。
町の中には鬼や閻魔大王などが幅を利かせている。
共同湯、湯元さぎり湯へ寄った。目立たないので一度前を通り過ぎてしまった。すっかりタオルが変色するほど濃厚なお湯がじゃぶじゃぶと流れていた。
ツーリングでそばを食べることは多い。お昼はそばにした。予想に反して北海道での初そばとなった。北海道はそばの産地でもあるので広大なそば畑が広がる道も通った。
大湯沼、煮えたぎる泥の沼だ。
倶多楽湖へ向かう道道350号にあった動物注意の標識はキタキツネだ。
登別をあとにしてR36で苫小牧港を目指した。登別の入り口に巨大な鬼がいたが、R36にはカニと熊がいた。でかすぎないか?
苫小牧から大洗へ向かうフェリーを待つ。
いよいよ出航だ。シャワーを浴びて、乗船前に買っておいた回転寿し海天丸のすしを食べながら苫小牧の夜景を眺めた。
炎天下に置かれたすしは少し味が変わっていたが、もう帰るだけだから食べてしまった。
部屋にもどると隣のオヤジの鼾が尋常でなかったが、疲れに負けて寝てしまった。