二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

病理検査の結果

2011-06-28 | 夫の体調

    病理検査の結果が出ましたので、部屋へおいでください と主治医に呼ばれた。

夫と並んで、先生の話を聞く。PC画面をさしながら説明をしてくださる。

        腎盂癌      直径2.5cmのこうき性にゅうとう癌(根もとが広いと説明されたが、よくわ
                                          かっていない)                                                   
        グレード2
        リンパに転移なし
        尿管に転移なし        ということだった。

今後は膀胱には転移しないとは言い切れないので、3ヶ月~6ヶ月ごとの検査をして様子を診ていきましょうということ。
リンパに転移していないことは何よりと思える。

取ってしまったから・・・と安心できないのが癌だとはわかっているが、夫もゆめも冷静に聞くことができた。

 

 


眼底出血

2011-06-22 | 夫の体調

      目がフラッシュする・目のまわりに何か飛んでいるようだ・・・

手術5日目の夫が訴える。眼科には半年ごとにかかり検査を受けているが、今まで異常があったことはない。
念のため病棟から、眼科へかかり診てもらうと 眼底出血 しているとのこと。
手術前に極度の貧血になったことが原因らしいが、本人が自覚症状を訴えなければ、見逃していたかもしれない。
早いうちにわかってよかったと思ったことでした。

5日目の症状は、夜になると痰がでるようになり、それを外へ出すことが苦しいらしいです。
以前と違って楽なのかと思っていましたが、やはり同じようです。

昨日は尿管がとれたと、書きましたがまだでした。取れたのは、別の管でした。
それでも今は、尿の管と点滴が腕につながれているだけなので楽になった・・・と夫は言います。 

 


HCUを出る

2011-06-21 | 夫の体調

    夫は手術から4日目、HCUを出ていままでの病棟に戻ることが出来た。

HCUの看護師さんより携帯に連絡をもらい、出かける。
病棟に着くと、もう元のベットに戻っていた。
思ったよりも顔色もよい。
午後には尿管も外していただき、点滴台を引っ張ってトイレにも行っている。

夫は平成2年に左腎の石を取り、尿管の手術をしたときには、手術のあと気管にたんが詰まり咳をするのに随分苦しい思いをして、そばにいたゆめもいまだに、その時の大変さは忘れられないでいる。

又、あの状態が・・・という予想に反して(嬉しい誤算だが)いまのところ、よい状態でいる。
術後4日、今後を見守っていこう。


HCUで面会

2011-06-19 | 夫の体調

    昨日手術を受けてHCUにいる夫に午後に会いに行く。

下の息子と共にHCUへ入り、手を石鹸で洗いマスクをしてベットのそばにいく。
今日は麻酔もさめて、普通に話すことができる。ゆうべ、ゆめ・上の息子とその嫁が面会にきたことは、
全然覚えてないという。そんなものかもしれない・・・

ベットわきにぶらさがっている右の腎からでている尿は、普通の色をしている。血尿ではない。
しろうとの判断だが、右がちゃんと働いてくれているんだ・・・と思える。

頭痛があるらしく、ロキソニンを飲んで治まるのを待っている。
午後からは水が飲めるようになったとのこと、食事は今夕からと聞かされた。

ブラシをだしてくれといい、自分でといている。病気になっても身だしなみに思いがいくというのは、
良い傾向と少しホッとしている。
面会は30分間とされているので、また明日にくるからと家にもどる。

小学生以下の子供は面会できないので、嫁と孫たちはスーパーで時間をつぶして待っていてくれた。
家に戻り、久しぶりに料理をして息子家族4人と一緒に夕食を摂る。

4歳の下の孫が、食事のときにもおじいちゃんがいないのに気付き「おじいちゃんはどこなの?」と聞く。
「おじいちゃんは病院なのよ」と教えると「じゃあ、おばあちゃん寂しいね」と・・・
「そうなの、寂しいのよ!」と答えながら、一人はほんとうに寂しいものだと感じているゆめでした。

 


腎臓の手術

2011-06-18 | 夫の体調

   いよいよ夫の腎臓手術の日になりました。
       
午前10時に病院にいくと、3日目の輸血が始まっていました。さらに点滴も投与されています。
本人は顔色もよくなり血圧も110と上がってきていますが、なぜか頭痛がおさまらない。痛み止めをお願いするが、飲み薬は手術前なので、座薬を入れてもらう。

11時に息子の嫁が来てくれる。
お昼ちかくなると、病人の夫がわたし達に「あまり混まないうちに昼を済まして来い」と、気を使ってくれる。
自分は朝から絶飲食なのに・・・

午後1時30分夫は車椅子で、ゆめと嫁に送られて手術室へ入りました。
そこから7時15分までの時間は長かった・・・とはいえ、あまり早く終わって出てきたらどうしよう・・・そのほうが心配ということもありました。
途中で嫁が子供の帰宅にあわせて帰り、入れ替わりに上の息子と嫁がきてくれました。また時間をおかずに夫の妹もかけつけてくれ、一緒に待ちました。
ほぼ予定通り5時間余の手術で、主治医に呼ばれて摘出した左腎臓・尿管などを見せてもらいました。

腎臓はかなり大きくはれていて、内出血がおこり血腫ができていたのが解りました。
血腫を取り除いたところに3センチほどに腫瘍が確認できました。
腫瘍は病理検査に出し、結果は2週間くらいかかるとのこと。

麻酔がさめるのを待ち、HCUに移された夫に面会しました。
入り口で手を洗い、マスクをしてベットのそばにいきます。「OOさん、終わったね」と声をかけると、うなずいたような気がしました。
でも、またぐーぐーと寝てしまいます。
まだ完全には麻酔が覚めていないのかもしれません。

8時20分に病院をあとにして、息子たちと通りがかりのそばやで軽い夕食をとり、それぞれの家に戻りました。
長い一日でした。