二人のこれから

日常を、つれづれに・・・

結婚記念日 二人だけのディナー

2016-11-28 | 日記

 「Tさん、今日は何の日か知ってる?」、今まできちんと答えてくれたことは皆無です。
でも、昨日はきちんと50年だな~と答えてくれました。

今年の春以降、私たちの結婚50年を記念して、息子たち家族を招待して12人全員で食事をしたいと考えてきました。
おかげで、ここまで来れました という私たちの気持ちを表わしたかったのです。

2人の息子の所には、それぞれ1人づつ中学生がいて、部活を一生懸命にしていると土日もなく過ごしているのが現状です。
何度か日程を決めて打診しましたが、決まらなくてさびしい思いをしています。

記念日の昨日は、2人だけでディナーに行こうと決まりました。ランチで時々利用している、ヴァンドール シェンが45周年記念企画をしているそうです。

 5:30の予約を入れてでかけました。お昼と違って、混雑がなくてよい雰囲気でした。

おすすめの 醤油バターソース香るサーロインステーキ をいただきました。

まずは、さつまいものスープが出たのですが写真はなし、メインのステーキが出たところで許可をもらってコンデジを出しました。
スープのあとはメインのお皿です。お肉の下にジャガイモと人参のソテーが隠れています。

Tさんはごはん、私はパンにしました。

醤油の香りと、一ひらのにんにくがステーキを引き立てていました。とても、おいしかったです。

 

 

デザートはケーキか果物のどちらかを選ぶようになっています。Tさんは和栗のモンブラン・私はショコラにしました。

 

 

 

久しぶりに食べるケーキです。ランチで出るケーキと違ってディナーのケーキは大きい!もうお腹がいっぱいと言いながら、やっぱり二人とも残しませんでした。

ヴァンドール シェン

http://bandoolshien.com/

 

ゆっくりとして、帰宅するとT息子宅からの電話です。一人づつ替わっておめでとうコールをしてくれました。この日も中学生のRちゃんは塾にいっていて、この時はいませんでした。

Tさんの妹Y子さんからもお祝いの電話、そのあと姪のMちゃんから、おめでとうメールが届きました。
東京住まいのMちゃんは偶然、私たちと同じ日が結婚記念日という間柄です。結婚20年のM ちゃんです。

さぁ、51年目の幕開けです。来年もこうやってお祝いしたいものです。


倉敷観光

2016-11-27 | ドライブ旅

 ドライブ旅7日目です。アイビースクェアのホテルは、清潔感のあるクラシカルなお部屋でした。

朝食を済ませて、倉敷美観地区へ出かけました。
 

 

 


倉敷は5年前にも来たことがありますが、カメラを構えて、あれれ・・・なんだか景色が違うような気がします。
すぐにわかりました。川の水が少なくて、底が見えるくらいに減っています。


 


散策中の土地の方に尋ねると今朝は大掃除の日だったとか・・・川底をさらって綺麗にしたばかりの朝だったようです。とはいえ、ごみなどが残っている訳ではないのです。

白鳥も水のないところで、一休み。

 


EL GRECO ここで珈琲を飲みたかったけれど、満員で残念でした!

 


気を取り直して、すぐ横の大原美術館へいきました。ゆっくり絵画鑑賞をしてきました。

 

 



駐車場へ戻る方向で、なまこ壁の家を眺めていると屋根に草のような物が見えます。ズームして見ると
植物です。瓦をならべていく途中に泥を使うのですしょう、その泥に種が落ちて成長した植物でした。

 

 

 

中ばしと呼ばれている橋ですが、橋の字が現代のとは違いますね。昔はこんな文字だったの?

 

 


 

 


紅葉には、少し早い時期でしたが色づき始めた木もありました。

 

 

 

 

 

 

午後は、山陽道から名神高速へ入り、途中お茶をしたり、夕食を摂ったりしながらドライブを楽しみました。

「Tさん、シンドかったらどこかで、もう一泊していく ?」と、いう問いにも「大丈夫、大丈夫!」で370kmを我が家まで走りました。

 お天気に恵まれ、傘を使うことはない7日間でした。二人とも元気で旅を続けることができたことは何よりでした。

戻った翌日の言葉、 又行きたいね~ は、二人の同じ思いでした。

 

・・・・・・・長々、ドライブ旅のおつきあいをしていただき、ありがとうございました・・・・・・・


宮島観光

2016-11-26 | ドライブ旅

 六日目の朝はホテルで朝食をすませ、すぐそばのフェリー乗り場へ向かいました。

一泊した宮島コーラルホテルは宮島へ行くのにとても便利な宿でした。フェリー乗り場まで、歩いて3分、8:30発10分で宮島桟橋に着きました。



 

 

潮が引いている時間だったのでしょう、浅瀬に鳥がたくさん群れていました。小魚がいるのかもしれません。

 

 

そこここに歩き回っている鹿さんは、波打ち際まで来て海藻を食べているのかしら・・・と、思ったら
海水を飲んでいるようでした。

 

 

 

 

 


厳島神社への道を大鳥居を右に眺めながら歩きました。
1400年の歴史をもつ厳島神社は、平清盛が一族の繁栄を祈って建てたものですが、
ユネスコの世界文化遺産に登録されています。

厳島神社のシンボル朱塗りの大鳥居は、高さ約16m、支柱の周囲約10m、これだけ大きな大鳥居は
自然の重みで建っているのだそうです。構造の工夫だけで自力で立っているとか・・・へぇ~そうなんだ。

 

 


潮が引いた場所に丸い池が・・・鏡の池と、立札がありました。潮が満ちてくれば隠れてしまうのでしょう。

 

 

 

 

後ろを振り向くと、五重塔が見上げる位置に見えます。


 


 



徐々に潮が満ちはじめたようです。観光客のなかには、外国からの方も多くみられました。




 

 

神社の端まで来て戻り、表参道にでました。ここは食べ物やさん・お土産屋さんなどが並んでいて賑やかです。
途中の紅葉まんじゅうを製造販売している店に立寄り、紅葉まんじゅうとお茶で一休みしました。
出来立てのほかほかのお饅頭は、とってもおいしかった~

     

 

宮島を離れて、車に戻り広島から、しばらくR2号線を走り、五日市インターから高速道路へ入り
倉敷へ向かいました。この日の宿は倉敷アイビースクェアです。


 


ホテル到着は、4:40、走行距離は、169kmでした。
(続く)


周防大島その2

2016-11-23 | ドライブ旅

周防大島、 のどかな島ですが、海岸にそった道路は交通量が少ないものの、どの車もスピードがでています。
マイウェイのように走ることが出来ると、ついついスピードが出るのでしょうか・・・

 

陸奥記念館に行ってきました。


戦艦陸奥は、昭和18年6月に柱島 水道(周防大島伊保田沖)で、謎の大爆発を起こし沈没。総員1471人、うち死者 1121人、生存者わずか350人という大惨事に見舞われたそうです。

引き揚げ作業は困難をきわめ、昭和45年6月遺族や生存者らの20年越しの熱意が実り、引き揚げ作業が再会。8年間にも及ぶ作業の末、乗組員の遺骨・遺品・主砲など艦体の75%が引き揚げられたと説明にありました。

 

 


陸奥記念館には、引き揚げによって回収された品々他が所せましと展示してありました。

沈没現場の海を望む丘には、海底から引き揚げられた艦首、副砲、スクリューが展示されています。

 

 

 

次は、星野哲郎記念館に向かいました。途中の堤防からしばし海をながめましたが、水のきれいなこと!

 



 


星野哲郎記念館は、周防大島出身の作詩家星野哲郎の作品・資料等を展示した瀟洒な作りの建物でした。

作曲家船村徹とコンビで名作を数多く世に輩出し、手がけた歌詞は演歌を中心に4000曲に及び数々のヒット作を生み出した方です。

今回の旅を計画していた折りに、星野哲郎さんのことを扱ったTV番組を見て、一度寄ってみようと思っていた場所でした。

海を臨める場所に椅子が置いてあり、ガラス越しの景色を眺めながら、「いいところね~」と、小休止しました。

                                           時間がゆったりと過ぎていきます・・・・・・・・・

 

星野哲郎記念館公式ホームページ

興味のある方はご覧ください   http://www.hoshino-museum.jp/access.html

 

 日の暮れないうちにと、大島大橋を渡り広島へ出て、予約を入れている宮島口のコーラルホテルへ向かいました。
コーラルホテル着18:40、この日の走行距離は108kmでした。
(続く)


義父のふるさと周防大島へ

2016-11-21 | ドライブ旅

松山 三津浜港から乗り込んだフェリーは16:17に山口県周防大島 伊保田港に着きました。
金魚のような形をした周防大島(すおうおおしま)・屋代島とも呼ばれています。

ここ周防大島は、Tさんの父とその先祖の故郷です。Tさん自身は兵庫県西宮の生まれですが、終戦まじかに食糧難の阪神間を離れて、
家族で移り住み、そのまま5年余を過ごした地と聞いています。

20年ほど前に先祖のお墓を取り払い、こちらへ移す手続きに行ったことがあり、私にとっては2回目の訪問です。

 


対岸の島


島に着いて、Tさんの第一声「海はいいな~~」 でした。少年時代の思い出が次々に蘇るのでしょうか、いつになく饒舌になっています。

この日の宿は、かわい寿司という民宿でお世話になりました。一階がお寿司屋の店舗で私たちは三階の和室に泊りました。
少し離れた温泉サザン瀬戸というところまで送り迎えしていただき、塩分のある温泉に浸り体をほぐしました。

夕食は、地魚のおさしみ・ゆでたエビ・酢の物・揚げ物・お吸い物・握りずしで、予想以上のおいしさで、二人とも満足でした。
お刺身の美味しさは抜群!でした。Tさんは刺身の角がとがっている!と感動していましたよ。

自分でお布団を敷いておやすみなさい。この日の走行距離たったの27kmでした。

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翌朝の朝食もやっぱりおいしい!


朝ごはんの、お米が、お味噌汁がおいしい!そして気づきました。旅4日目の朝はバイキングではないのです。この普通の朝ごはんがよかったです。

1泊のお宿の かわい寿司 は又、来たい場所になりました。

我が家にとって、ゆかりのある周防大島です。行き来のある親戚はいないものの、Tさんにとっても嫁いできた私にとっても思いは深い土地なのです。
義父からさかのぼるご先祖の生まれ育った地ですから・・・


折々に義父からこの地のことを聞かされてきました。95歳で我が家で亡くなった義父に対して、私が出来たことといえば、話を聞くことでした。

亡くなるまで意識はしっかりしていて、緊急入院をして5日で逝ってしまいました。
海軍経験のある、明治生まれの男子である義父は、気丈ななかに優しさを併せ持ったお人でした。

おとうさん~大島にきましたよ~、と持ってきた我が家の過去帳を広げて風にあてました。

 


我が家の菩提寺であった覚法寺にお参りしてきました。

(続く)