先日テレビを見ていたら、
①命が3日しかないとしたら何をするか?
快楽に走る。(カニやエビを存分食べるとか)
②命が3カ月だったら
非日常な事をしたくなる。(外国旅行や、やり残した事をするとか)
③命が3年だったら、
その日まで穏やかに、今まで通りに仕事や生活をする。
以上は大体の人の心理だとお医者さんが話していた。
私は去年、胃癌かもしれないと言われた時に、このまま死んだら
悔いが残ると思った。みんなの思い出の中にこんな人だったと言う
こんなは私にとって何なのか?(上記で言うと②番だったのかな)
今までは、これをしたいと思っても、運転が苦手な事、母の介護の事等を
言い訳にずるずる先延ばしにしてきた。
まず一つでもできる事から始めようと思った。
将来は老人施設の慰問に回りたいとずっと考えていたが、無芸な私。
1歩が踏み出せないままだった。
音痴なので歌に関係ない物。近くで通える場所に教室が有る事。
主人だけの年金なので、お金が沢山かからない事。
目標は母の米寿のお祝いに披露すること。そんな事で選んで決めた。
なかなか本物の芸には達する事は到底無理だが、母の米寿祝いにも
先生方のお手伝いを頂いて、母もデイの方々にも喜んで頂いた。。
それを見て主人まで一緒に習う事になった。
先月おばさんのデイに通っている所に慰問に行った。
明日は以前祖父母や父がお世話になったデイに慰問に行く。
自分の発表会等全然興味がない。高齢者の喜ぶ顔を見たいだけだ。
でも、まだ恥ずかしいが抜けない。この気持ちを破らなければ
自分の物に出来ないのかなぁ??それでも喜ぶみんなの笑顔を
見ていると楽しい。嬉しい!こちらこそ有難うと思う。
やはり1歩踏み出して良かったなぁと、今では思っている。
胃癌でなく胃潰瘍だったし、良い機会を与えてくれて有難かった。