昨日友人二人を誘って映画を観に行った。
主人が朝から二つの用事が有り、昼食もあり、午後まで留守と
聞いたので急に行く気になった。
前日メールを入れると、二人とも即座にO・K。この前から気にはなっていた
映画。どうしてか、ゼロ戦と言うのに、私の頭の中には戦争物と
言う認識まるで無しだった。どうしてなんだろう?
ところが又どうしてか、父と重なる部分が多くて、殆ど最初から
最後まで涙が流れっ放し。入院中の場面では、俳優さんが着ている
パジャマが父のと同じだった。そんなことでももう涙。
一番辛かったのはミッドウェイ海戦の場面。その時その場所で、
航空母艦に乗っていた父。体験記に群雀の様に敵機が飛来したという
件があるが、こういう事だったのか、そして悲惨さも・・・・・・。
父も主人公と同じ様に、海軍電測学校で教官をしていた時もあった。
今だと教えるのに1年もそれ以上もかかる知識を、1・2ヶ月で
生徒に詰め込みで教えたと父は言っていた。
そんな教え子を戦地に送り出した辛さも味わっている。
この映画を急に観たくなった事。何か父からのメッセージが
有ったのかもしれないと考えた。
父の死後悩まされ続けている事に、「そんな事は大したことでは無いん
だよ。一番守るべきもの、守りたいもの(今は母)は何か。その事を
考えているお前の生き方で良いんだよ。」って父は言ってくれているのかな。
本当に良い映画だった。3人共感動した。
この映画を作ってくれた方々に有難うございます。