レゲエというリズムは永遠に続くグルーヴという快感を与えてくれるようだ。
ややもすると飽きてしまうが、身を委ねれば心地よいひとときを約束してくれる。
ハワイの人々がレゲエを好むのもなんとなくわかるような気がする。
陽気でいつまでも踊り続ける、それがフラであろうとなかろうと。
マナオ・カンパニーのサウンドを聴いていると、その心地よさの原点がリズムであることがわかる。
無条件にリズムがいい。
そしてコーラス。
何気なくハーモニーをつけているだけのように見えるが、その実結構ジャズコーラスみたいなことになっていたりする。
譜面を書いてきっちりキメキメでやるというのが日本人流だとしたら彼らは天性でできてしまうのかもしれない。
だからこそトロピカルな「ゆったり感」が出ると思う。
「らしさ」という概念が重要だ。
もうひとつ「かっこよさ」は、時代とともに変わること。
もちろん原点は変わらないと思うが、リズムやシャープネスみたいなものは変遷を続ける。
そこに神経が届くかどうかが「センスのよさ」につながる。
漫然とやっているだけでは「ベター」であって「時のベスト」には近づけない。
彼らを見ていると傲慢なくらいに我が道を行って自然体だ。
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