
ギターをやる者は、スティール・ギターもやりたくなる。
スティールのルーツはギターだから自然の成り行き、でもなかなかハードルは高い。
カントリー・ミュージックではペダルスティールがおなじみだが、ラップ・スティールも使われる。
ウッド・ベースにスネアとハイハット、ウェスタン・ギターのバッキング。
ロックン・ロールはノリノリでないといけない。
無条件に踊りだしたくなるようなそんなグルーヴを繰り出してほしい。
ジュニア・ブラウンという人、ノリすぎてリズムを見失うのではと心配するくらいノリまくる。
テンガロン・ハットとスーツ姿は、カントリー出身であることの証か。
スタンドに固定されたダブルネック、Fender系の雰囲気のスティールとTelecaster風のギター。
後ろに並んだ2台のFender Ampは、別々にアウトされるシールドからの音を増幅するようだ。
ギターのボディの上部に収められたスティール・バーを左手に持って
時には肩から抱えて弾いたり、歌いながらスティールもこなす。
シャドウズでおなじみの「アパッチ」を嬉々として演奏するのもユニークだ。
スライドというのか、ラップ・スティールも達者だ。
ライブというものはこうでなくちゃいけない、
と言われているようなステージング、つい投げ銭をおきたくなるってことか。
願わくば、こういうライブをやりたいものだ。
嗚呼、ロックン・ロール!
Junior Brown - I Hung It Up official music video
Junior Brown - Instrumental Surf Medley
Junior Brown - Live
Junior Brown ~ Freedom Machine
Junior Brown - Broke Down South Of Dallas