夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

ジャズ・ドラムの魅力

2015年11月08日 | 音楽




ドラムスに関心はあったもののやろうとは思わなかった
ロックやポップスには欠かすことはできない楽器として常に気になる

ジャズのライブ・スポットにお邪魔するようになってからジャズ・ドラムという世界があることを知った
ロックのような大音量でなく、時にブラシでリズムを楽しむかのようなソロが始まる

打楽器のように音階を奏でないものの方が、より音程に敏感でなければならないと聞いたことがある
ドラムスはチューニングを行い、スネアやタムには一定の音を割り当てることが行われる

近年巷のライブスポットでよく見かけられるのが「カホン」
御茶ノ水のドラム・ショップで聞けば、パコ・デ・ルシアが使用して広まったという

椅子のような箱型のカホンの発祥はペルーだそうな
70年代ペルーのカホン奏者からプレゼントされたパコ・デ・ルシアによってフラメンコ界で使われるようになった

箱内部に金属を配してスネアのような「バズ音」を出したり、叩く打面によって音を変えたりできる
角形の形状が好まれてか、ボンゴ目的のカホンまで出回っている

古いジャズドラマーの映像を見れば、手で叩いたり、スティックでウッドベースを弾いてみたり、およそ思いつく奏法は開発されてきたようだ
スネアだけでソロを延々と続けたドラマーもいるという

ドラムスが気になるこの頃、やっぱり音楽はリズムだと納得する

「カホン」お風邪を召しませぬように





Gene Krupa - Jazz Legend

Buddy Rich - Gene Krupa - Sammy Davis Jr.: The legendary DRUM BATTLE

Jo Jones, Caravan, 1964 - classic drum solo (HQ)