朝 西の空に朧げな月を見た
私の心が なごり月と囁く
夜 輝いているお月さまとはまるで違った愛しさが溢れてきた
空の青に溶け込む前の名残り
その儚さにロマンチストは酔う
幻月と名付けたいけれど 幻日のように消えるものではなく
荒れた地球を憐れんでいるかのように私の心に訴えてくる
遠い日のあの美しい地球に逢いたいと言っているかのように
切ない面差しは美しく淡く見つめている
静かなる朝の名残り月を見上げる ちひろより
夢中になるとカメラの日付、また忘れました・・・・2016・12・19朝のお月さま。
南天の隙間から見ています。