西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

手術の思い出(再掲2)検査~手術決断まで

2022-10-15 03:40:03 | 手術の思い出
こんばんは。

1時間に1回吐血から入院して検査。
結果、手術をした方が良いと言われたのですが、初めての手術ですから。
でも、決断できたのは母のひとこと。

【人生初の胃カメラ】
一時間に1回の吐血を4回か5回繰り返して、症状が落ち着いて2~3日後に人生初の『胃カメラ』を経験しました。

検査室前の椅子に座り、隣の60歳位の男性といっしょに胃の動きを抑える注射を打ち、喉の麻酔の液体を飲み込まないようにと言われて我慢し、待つこと一時間。先生が遅れ、麻酔の意味なし。

先に隣の男性が検査室に入り、しばらく経過してから私の番。検査台の上に左側を下にして横になる。検査室には先生と看護師1名。

30年以上前の胃カメラなので太かった。先っぽを口に突っ込まれ、ゲエゲエ言ってる間にグイグイ押し込んでくる。苦しい。先端を回したり、少し出したり入れたりしながら、先生が診察。

すると、先生が笑いながら看護師を呼んで、『君も見てみるかい』。看護師が、胃カメラを覗いて『ゥワーッ』って。(何がゥワーッなんだよ。)胃カメラのモニターは、私が精一杯上目遣いして微かに視界に入る位置なのでよく見えない。

先生は私に、『君も見てみるかい』と言って、胃カメラの私の口から出ている部分をグルリと回し、私の目に当ててくれました。円い画像の中は一面の赤、と言うより、オレンジに近い鮮やかな赤で、その中に白い点がいくつか点在している。

『赤いのは、胃がただれている部分。だから、胃全体がそんな感じ。白い点が胃潰瘍。全部で13個ある。多発性潰瘍。ストレスで短期間に一度に潰瘍ができたんだな。』と、先生。ゲエゲエ言いながら、今度は胃カメラを引き抜かれ、『検査しないとはっきりは言えないが、腫瘍は悪性ではないと思う。』おまけに、『前の人はガンなんだよね』って、私に言われても。
これって、今の時代なら大変な発言?

翌日、先生から『自分の胃酸で自分の胃を傷つけてる状態だから、胃酸の出る胃の下3分の2を切除する手術をしよう。薬でも治せるが、あなたの場合は繰り返す可能性が高い。手術しますか。』と言われ、さすがに即答できず、実家に連絡して、相談することにしました。

【手術を決断】
私の家族の病歴ですが、

父親は、私と同じで胃を3分の2切除しています。兄弟の中で長男も、胃を3分の2切除しています。
母親は、私が高校生の時に全身の石を10数個取り出す手術をしています。

私も、小さい時から胃腸が弱い方で、更に胃下垂ぎみでした。
先生から『胃を3分の2切除する手術をした方がいい』と言われ、実家に電話して相談したのですが、母は即答で、

『切ったら治る』

この一言で、手術決定!


では、続きはまた。


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