かなり危険な山菜ツアー

皆さんこんにちは　星和馬です

毎年5月と12月に実施している温泉調査を5/8に行いました

田沢さんと少し早めに源泉棟にへ行き、準備をして芋川区長が来るのを待っていました

すると

あ、キノメ

お、美味しそう. . .

キノメとはミツバアケビの新芽でほのかな苦味がクセになるオトナの味覚

私がこのキノメで晩酌している姿が目に浮かびました

あ、ガマンできない. . .

ですが勤務中に晩酌の準備をしていることがバレたら減給は避けられないので、周りに気付かれないようお宝を集めなければなりません

「かなり危険な山菜ツアー」が始まりました

【作戦内容】

　・支配人との距離を確保しながら見つかることなくキノメを採取する

　・芋川区長到着までの10分間で取り終わる

全神経を張り巡らせ任務を遂行していきます

湯之谷の山々は新緑に姿を変え清々しい景色です

風景の写真を撮影している様に見せかけながら速やかにお宝を集めていきます

至る所にキノメはあり、効率よく採ることができました

そして温泉調査開始時刻となり、山菜ツアーは終了しました

もちろん作戦は成功です

これだけあれば一人宴会には十分です

区長の立会いの中、温泉調査を行いました

源泉の温度36度、湯量毎分175リットル

湯量は前回より増えてまずまずの結果でした

無事に極秘の山菜ツアーと温泉調査を終えることができました

そして夜. . .

キノメを茹で、生卵とお気に入りのお酒を用意します

地味ですがいいんですよ、こんなんで私

いつものキャンプ道具と霞しぼりです

生卵に醤油をかけてアシスタントが卵を溶きます

（こぼすからヤメテ〜）

後はキノメを溶き卵にたっぷり絡めていただきます

キノメのほのかな苦味と卵黄のコク

そして仕事中にこっそり採った罪悪感が混ざり合い最高の味覚となりました

最後の隠し味が決め手なので皆さんも是非試してください！

※減給された時の補償はいたしません

「お酒お願いします」

私がほろ酔いになってきたところで

娘「はーちゃんホントのお金が欲しいの〜、パパ買って〜」

私「わ、わかった 今度買ってくる」

ここはそういうお店なの！？

うど、うるい、タラの芽、コゴミ、ワラビも

湯之谷の山菜も佳境に入りました(^^)

先日７日の土曜日、久しぶりのツアー当番でご案内してきました。

薫風爽やかな五月の快晴。野山を歩くだけでも楽しくなります。

梢ではウグイスやホオジロが恋人募集の宣言を声高らかにさえずっていました。

コースはいつもの小滝沢。

奥の方はまだまだ雪に阻まれ入山困難でしたので中ほどまでの散策でした。

それでも採れた山菜は11種類、採れ高は山盛りでした(^^)

採れた11種類は

コゴミ、アブラコゴミ、木の芽、ヤマウド、サワアザミ、ワラビ、タラの芽、ウルイ、アンニンゴ、フキノトウ、ニワトコ。


ヤマウドとワラビ


ウルイ


コゴミとニワトコ


アンニンゴ


雪洞の中で育ったモヤシ状態のフキノトウ


ちょっと成長気味だけどタラの芽

ホントにたくさん採れました。


参加してくださった東様ご家族

東様とは巡り合わせがよくて３～４年連続でご案内させていただいています。


タラの芽採取中


帰り際に見つけたアブラコゴミ

「こっちの緑色のも食べられますか?」と尋ねる娘さんがご家族の中で一番の山菜好きなんだそうです。

金曜日の夕食でサービス中の山菜フェアの料理も美味しかったと喜んでくれました。

「今シーズンはもう一度来ようかな」とおっしゃってくださいました。

時期をずらして違う山菜とも出会いたいのだそうです。

次回はネマガリタケやフキ、ワラビが最盛期になると思います。

お待ちしていますね(^^)

風ぐるま

５月といえば風薫る季節です。

周囲の野山も芽吹き、時より新緑が風に吹かれて清々しさを感じます。

５月５日は「子供の日」でした。

日本中のあちこちで鯉のぼりを高く泳がせて祝っていましたね(^^)

爽やかな風に身を任せて遊ぶ鯉に命を宿していました。

鯉のぼりの竿の先端には風ぐるまみたいなものがクルクル回っています。

風に吹かれて回る「矢車」と「天球」というそうです。

魔除けや神様を呼び寄せる願いが込められているんだとか。


湯之谷けんぽセンターから歩いて７・８分のところにとてもカラフルな風ぐるまが回っているお宅があります。



家の周りをぐるりと囲う数々の風ぐるま。

よく見ると空き缶やペットボトルで作った手作り風ぐるまなんです。





僅かな風にもよく反応してクルクル回っていますよ。

キット呼び寄せられた神様たちが「フーッ」って遊んでいるのでしょう。

朝の散歩のときにでも訪ねてみたらいいと思います。

とてもおおらかなご夫婦がお住まいですからお話を聞けるかもしれませんよ。

幸せがクルクルと（来る来る）まとわりまとわりついてくるカモ。

ちょっと危険な山菜ツアー

センターでは毎日たくさんの方が山菜ツアーに参加されています

ですが我々職員は案内する側なので山菜を持ち帰ることはありません

私だってたまには山菜でお酒をいただきたいわ. . .

皆さんこんにちは　星和馬です

先日友人に誘われて山菜採りに出かけてきました

場所は湯之谷芋川のお隣、宇津野地区です（物産店「ゆのたに」さんのある地区です）

秘密の場所を案内してもらいました

仕事があるので必要なだけ採って直ぐに帰るつもりだったのですが

友人「危ないからズラ被っとけ」

（少々口が悪いです）

ヘルメットとアイゼンを渡されました

大袈裟でしょ！ちょっとコゴミ採るだけですよ

ですが. . .

ちょっと道険しくないですか？っていうか道無いですよ！

山の斜面を枝の間をまたいだり、しゃがんだりしながら進んで行きました

ヘルメットを何度も枝に直撃しながら行くと、残雪やカタクリの群生地がありました（ズラを被って良かったです）

少し視界が開けた場所に到着しました

あ、川きれい

あ、立派なコゴミ

10分程で袋いっぱいになりました

これだけあれば夜が楽しみだわ❤️

大変な思いをしましたが大満足です

帰宅後コゴミの下処理をしてから出勤しました

更に帰宅後. . .

コゴミを茹でて、例のお酒を用意して、

今晩のディナーです！

【コゴミの三種盛り合わせ】

（茹でてドレッシングかけただけ！）

そして料理のコンセプトは. . .

「少し控えめな見た目ですがその内に秘めた輝きはまるでダイヤモンドの原石

どんな味付けでも相手を尊重しているのに、いつの間にか貴女色に染まっている

味わうごとにその魅力に惹き込まれ、もう貴女無しでは生きていけない. . .

ずっと好きでした、そしてこれからも」

です！！

お、気が利くねえ

おじさん内緒でチップあげちゃおうかな❤️

※悪い親

山菜ツアーの当番

センターの庭で育てている「ウルイ」が食べごろになりました。





最初は一株、二株植えたのが年々増えてきました。


実は今日これから山菜ツアーの当番なんです。

山菜ツアーはセンターの職員のうち6名が当番制で担っています。

ほぼ同じコースを散策しますが、６人のスタッフもそれぞれ得意な分野がありますから担当によって違った楽しみもあります。

今まではフキノトウやコゴミが中心でしたが、そろそろヤマウドやウルイも顔を出すころ。

何が採れるかワクワクドキドキです。

今日も快晴です。

小鳥たちのさえずりも沢山聞けると思います。

山野草の種類も増えたと思います。

ウルイの隣にはキバナイカリソウも咲いていました(^^)



花びらが船舶が停泊するときのイカリの形に似ているのだそうです。



絶滅危惧種のギフチョウも舞うころです。

不審者みたいにキョロキョロ出かけて来たいと思います(^^)