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呼吸

2015年11月28日 | ダンス研究ノート
日の初級の団体レッスンでのこと

2ケ月やってきたワルツの最終回。
皆さん、ルーティンは覚えてはいるのだけど・・・なんだか固まっているなぁ、動いてるけど踊ってないなぁ、と思い、呼吸のお話をしました。こんな事を言うのはまだ早いのかな?雲をつかむようかな?などと思いましたが、やはり、エクササイズではなくダンスを踊るには大切な事なので

とりあえず、ライズするところで気持ちよく吸ってみよう
PPとか、間がもたなくて耐えてしまうところは、とりあえず吸ってみよう
喉で吸うのではなく、身体全体を風船みたいに膨らますイメージでネ

そしたら・・・
えっ?別人(笑)
たったそれだけなのに、驚くほど変わりました
伸びやかになったし、軽いし、音が余らないし・・・気持ちが良い。
そして、手こずっていたところが、あっけないくらいにクリア~。

じゃあ、一回、息を止めて踊ってみましょうか?
と、これまた実験。
あははは、メッチャ踊りにくい~

皆さんも苦笑い。違いをイヤというほど体感した模様


・・・次の日も初級のワルツがあったので、もしかしたら?と試してみました。コチラはダンスを初めて半年経ってない方もいらっしゃいます。
ここでも効果あり
初心者さんであっても、呼吸の事をお話して悪いことはひとつもない。
そう、実感しました。

コントラチェックをしようとスローアウェイオーバースウェイをしようと、普通にしゃべれる状態が理想ですよね。
ラテンの反る動きも(ブリッジみたいなヤツ)、普通にしゃべれるんですよ。反る場所がポイントになってくるんだろうけど、要は呼吸が詰まらない状態でいるという事


あっ。別に、吸っても吐いてもいいんですよ。止めなければ。
動きやすい方を自分で選べばいいんじゃないかなぁ。
自然にできるのが一番だけど、まずは止めてた事に気づくこと、そして、呼吸をするとどうなるのかなって実験してみて下さいね

まぁ、深い呼吸に関わる筋肉って思ったよりたくさんあるんですよ。胸だけでなく、腹や背中、そして、それはインナーマッスルと呼ばれるものだったりします。なんとなく全体が連動してくれれば、それはもうラッキー


衆人は喉で、哲人は背骨で、真人は踵で呼吸する

これ、ピラティスでお世話になっている施設のトイレに貼ってるんだけど(笑)、いいコトバだなぁって入る度に思います
踵は足の裏全体と捉えていいと思いますが、地に足をつけて、柔らかくつながっているカンジ・・・ダンスもそうありたいですね