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第十九回 博多をどり 

2009年12月05日 | 日記

昨年も参りました「博多をどり」を観に今年も博多座へ行って参りました

「第十九回 博多をどり」に関する記事は以下です

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/138643

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/138818

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091204k0000e040077000c.html

天気はいまいちでしたが、今年もやはり着物です
昨年は初めての「博多をどり」鑑賞でしたので、雰囲気が分からず、少し渋めに絣にいたしましたが、昨年の経験から、むしろ華やかな方がいいのでは?という気がいたしましたので、今年は小花柄の小紋に菊や藤の花の刺繍の袋帯を締めました

きものと帯を合わせてみた時は思わなかったのですが、実際着てみると、帯が勝ち過ぎてしまいましたね

いつものふくろうの名古屋帯に締めなおそうかとも思いましたが

ま、長羽織を羽織るのでいいかと・・・

勝ち過ぎるのも当然といえば当然

36年前の姉の成人式の帯ですから・・・

昔の帯なので地が厚手で締めにくいのなんのって

こんな硬い帯で成人式の飾り帯を作っていたなんて、昔の着付師さんは大変だったなぁと思いますよ

博多座は今年で開場十周年なんですって
今まで行われた演目のポスターが掲示されていました

開演まで少し時間があったので、ラウンジでのチャリティ茶会へ気持ちの500円の寄付でお菓子とお抹茶を頂きました

チャリティなので本人の気持ちでいいとのことなのでしょうが、こちらからしてみれば、チャテイといえどいくらと決めていただいていた方がスッキリしていいと思いましたね

お点前はちょうど終わったばかりらしく(中州川端には早くに着いていたのにこんなことならリバレインなどうろつかず早く来れば良かったよ)、次のお点前を待っておりましたが、開演の時間も迫ってまいりましたので残念ながら拝見できませんでした

「第十九回博多をどり」の演目は

                 一、長唄   上、百千鳥
                          下、紅葉笠

                 二、長唄   鷺娘幻想曲

                 三、長唄   巽八景

                 四、博 多 座 敷 唄
                        一、十日恵比寿
                        二、向こうに節
                        三、博多小女郎
                        四、博多どんたく
                        五、鉦斎さんの思ひつき
                        六、博多子守唄
                        七、旧博多節
                        八、博多かっちり節
                        九、祝い目出度

昨年は踊りも然ることながら「二人袴」が大変面白く印象的でしたが
今年はまた昨年とがらりと違い、上記にリンクしている記事のほとんどが取り上げている
9年ぶりの公募により加わった新人芸妓7人が、見たことのない透ける番傘を手に雪の精を演じた「鷺娘幻想曲」は能祖先生もビツクリの照明演出もあり、本当に幻想的で、本当に銀白の世界へ迷い込んだかのようでした

博多座敷唄では博多座の花道や迫り(せり)廻り舞台を十二分に活用し、動きのある舞台となって、見ごたえ十分でした

なんといっても、五つ紋の黒留袖を御引きに着付け、献上博多をきりっと締めて踊る姿
女の私でも惚れてしまいそうです

踊り手を立方(たちかた)といい、三味線を弾いたりする方々を地方(ぢかた)というらしいのですが
特に唄う方の方に興味が・・・
唄ってみたい

で、最後に恒例の手ぬぐい投げ

昨年は私目掛けて投げてくれたと思われるも、芸妓さんのコントロールがお茶目だった為、あさっての方向へ飛んで行き、いただくことが出来ませんでしたが、今年はコントロール良く放って頂き、Getすることができました

昨年にも増して楽しみました

これからも、博多の伝統芸能を守って美しい見惚れる舞台を見せて欲しいと思います

また、来年も観に行きたいなぁ

 

追記: 昨年も書きましたが、お客様のマナーが最悪
         平気で録画や写真を撮ったりしている人がいました
 マナーは守りましょうよ
大人なんだから

コメント
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