気まぐれCAT

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心の休日を~座禅と写経の会

2010年11月20日 | 日記

兼ねてより、どこか近場でないかなぁとさがしていたところ、ちょうど一週間前に見つけ
リビング北九州主催のタイトルの会に参加して参りました

今年は遅くまで暖かく雨も少なかったので落葉が抑えられたことと、急に冷え込んだこともあって、桜の木の紅葉も素晴らしいので広寿山のもみじの紅葉もさぞかし綺麗なのではと期待していきました

案の定 美しい紅葉

写真撮影の腕がついていけず、美しさを捉えきれませんでした

福聚寺はどなたでも入っていただけるとのことですので、ご自身の目で確認してください

これまた 美しい 枯山水

9時30分開始予定を5分早く黒田文豊住職の法話より開始

禅宗といえば日本では臨済宗・曹洞宗の二宗があるが、福聚寺は臨済宗の流れの日本では稀な黄檗(おうばく)宗の名刹で小笠原忠真が小笠原家の菩提寺として創建したものです

座禅も写経も修行ですが、修行は苦行ではない
苦しい事は長く続けることはできません

修行によって良い事をしたという達成感を味わうことができれば良い
決して、苦行であってはならない

漢方の言葉に「経絡」がある
「経」という文字が入っているが
人間の体の気血の循環系のことをさすが、「経」は縦の流れを表し
地球の経線と繋がっているとのことです

住職のお話後、本堂に移って座禅です

足を組んで(胡坐ではないそうです)座り、手は定印(禅定印)を結び、姿勢を正し
目は1mか1m半先に落とす つむるのではなく半眼にする
2回くらい鼻から大きく息を吸って口から悪いものを吐き出すように息を吐いた後は
腹式呼吸(丹田呼吸)で
集中
集中が途切れたら 合掌 これが渇を入れてくださいの合図
住職が尺上で右肩・左肩とたたいてくださいます

今回は座禅20分 休憩5分 座禅20分でしたが
通常は35分~40分を3回するそうです

時間は目盛がしてある線香で計ります
ひと目盛20分を一柱(抽)というそうです

初めての座禅でなかなか心を無になどできませんでしたが
鳥達の鳴き声・木々を揺らし吹き去る風のざわめきを聞いていると
目は本堂の正方形に区切られた床を見ているのだけれど心は風が吹き渡る空にあるような気持ちに何度か陥った

しかし大半は邪念でいっぱいでした
重ねてすると違うと思う

元の場所に戻って、写経です

45分時間があったのに書き終えられませんでした
こんなに45分を短く感じたことがあったかしら
なんとか書き終えて奉納して帰りました
持ってかえって仏壇にお供えしてもいいそうです
奉納したものはしかしるべき時期に「おたきあげ」していただけるとのことです


お手本をいただけたので、これからうちでも写経ができます
嬉しい

写経の後、お庭を拝見しながらお茶とお菓子をいただきました

湖月堂の美味しい和菓子でした
お茶も大変美味しいお茶でした 久しぶりに美味しいお茶をいただきました

 解散後、散策させていただきました

 

お茶室がございました
昔はお茶会もしていたそうですが、今はされていないとのこと
またされればよいのに・・・

この橋を渡った樹林の中に放生池があるそうです

宝の蔵です
本堂や写経をしたお堂にも三階菱がありました

蔵を囲む塀にもいっぱいの三階菱

 

 宝尽くしですね

年末は除夜の鐘も一般の方もつけるそうです

福聚寺では毎月第3か第4日曜日に300円で一般の方も予約なしで座禅が組めるそうです

12月は座禅と本堂のお掃除をしていだくと精進料理がいただけるそうです
参加費は1000円ですって

リビング北九州では7.8年前から福聚寺で春秋とこの企画をしているそうで
また来年も春に参加したいと思います
春は新緑が美しいかしら

なんか鼻から吸った空気が今までよりも清浄な気がするんですよ
気のせいって言われると思いますけどね

今日の天気があまりにも良いからかもしれません

でもなんか住職がおっしゃっていた
心経のみっつの心 「とらわれない」 「こだわらない」 「かたよらない」の境地に
すこーし触れられた気がします

コメント (2)
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