二年前まで同じ職場で、隣の席で仕事をしていた会社の先輩の訃報が鳥稽古中に入ってきました
にわかに信じられませんでした
ちょっと低めで、落ち着いた声の彼女
何があっても、慌てない彼女
「桜は奈良が最高よ」と言っていた彼女
飼っている青いインコのピーちゃんの話を目を細めて話してくれた彼女
愚痴を聞いてもらっては、よく、助けられました
ショック!
今日は、能祖先生からメーテルリンクの戯曲「青い鳥」のレクチャーがありました
「思い出の国」でチルチルミチルが亡くなったおじいさんチル・おばあさんチルや妹・弟達と再会する場面があります
思い出の国にいる人達は、生きている人が思い出すだけで、眠りから覚める
それを彼らは会いにきてくれるという
過去12回、能祖先生の「青い鳥」の説明を聞いているけれど、今年の「思い出の国」は
いつもより、胸にぐっと迫ってきます
M5「思い出すだけ、ただそれだけで」の練習では、泣きそうになってしまいました
これからは、鳥の季節になると、彼女のことを思い出すでしょう