暑さの中にも、そこかしこに秋の訪れを感じる今日この頃です。
翅うすきとんぼの低く草に触れ 小川濤美子
工房の庭先でも赤とんぼを見かけるようになりました。
翅うすきとんぼの低く草に触れ 小川濤美子
工房の庭先でも赤とんぼを見かけるようになりました。
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さて、先週末は延び延びになっていた紬塾の染色実習でした。
蒸し暑い日でしたが、みなさんマスクをしての染色。
風通しは良いとはいえ、湿度がかなり高く、マスクは応えました。。
でも、各自がつむいだ糸と帯揚げ、半衿などを無事に染めることができました。
蒸し暑い日でしたが、みなさんマスクをしての染色。
風通しは良いとはいえ、湿度がかなり高く、マスクは応えました。。
でも、各自がつむいだ糸と帯揚げ、半衿などを無事に染めることができました。
写真は柿の枝の1煎目で染めた糸と2煎目で染めた半衿の1工程目。
それぞれ2工程行い、もう少し濃い色に染め上がりました。
9月に入ると、桜も葉緑素が抜け、赤みの色が強く出ます。アルミ媒染でも黄色系ではなく、サーモンピンクになります。季節で大きく違ってきます。自然の現象です。
画像は染色後、洗って軽~く絞ってますが、乾くと色は半減します。それを見越して染めます。
乾いた色を見て、染重ねなどを判断します。
糸も必ず天日に干します。干し方も、あぜを広げるようにすると乾きが早いのです。干した後、もう一度染めました。
灰汁媒染の方は淡い色ですが、2工程しました。
家に持ち帰り、室内で干しているところの写真を送ってくださいました。
いい感じになってます。1週間ほど室内で空気酸化をさせてからアイロン仕上げをします。
庭木を高枝バサミで伐るところから、チップ作り、煮出し、染、洗い、天日干し、アイロン仕上げ(帯揚は家に持ち帰って)まで行いました。
本格的なことを短時間でギュッと体験して頂きました。
また、各自家庭においても、半衿や派手になった帯揚げなどに、ひと色掛ける無媒染のやり方もお話ししました。
薬品は使いませんので、キッチンでも安心して行えます。
また、各自家庭においても、半衿や派手になった帯揚げなどに、ひと色掛ける無媒染のやり方もお話ししました。
薬品は使いませんので、キッチンでも安心して行えます。
毎回のことですが、みなさん初めての体験でしたが、とても熱心に臨んでくださり満足そうな表情でしたが、「貴重な実習で大満足でした」とメールも頂き、こちらもホッとしています。
帯揚の媒染の待ち時間を使って、10分ほどの休憩をしました。
アイスコーヒーとかぼちゃプリン、つぶまる麦茶でした。
麦茶は毎年友人が送ってくれるものですが、粒のままで5~6分煮出します。
色は薄いのですが、透明感があり本当に香ばしくて、みなさんお代わりされてました。
疲れを癒しました~。(*‘∀‘)
次回、帯揚げ、半衿を持参してもらい、色を確認します。