広島のもうひとつの世界遺産、
安芸の宮島・厳島神社…
国宝でもあり、日本三景のひとつでもある由緒ある地です。
厳島神社は、島全体が聖なる場所であり、
海上にたたずむ厳かな社殿。
そして、海にそびえる大鳥居…
見事な景観です(^o^)
偶然、社殿で、結婚式が行われていました。
世界遺産で式を挙げる。。。
お幸せに(^^)/
今回の宮島訪問で気になったことを、ちょっと、書きます…
前に来たときと比べて、今回は、
鹿の数が少なくなっていることに気がつきました。
そして、餌としての鹿煎餅などが売られていません。
調べて見ると、
島では、鹿の害を訴えて、
鹿に餌をやらない運動を強めていることが分かりました。
そんな対策では、鹿の餓死を待つだけで、
抜本的な対策にならないと、志ある人々が反対をしています。
一部の人は、島に意見を唱え、署名運動をし、
独自に、細々と餌付けを行っているそうです。
世界に誇る宮島で、このようなことがあるのです。
この島では、奈良と違って、
鹿は大切にはされていないのでしょうか。
そうだとしたら、悲しいことです。
奈良では、鹿せんべいの売り上げは鹿の保護に役だっています。
観光客にスナックなどの餌をやらずに、
鹿煎餅を買うように訴えています。
それに対して、
宮島では、鹿の頭数を調整するために、
業者によって行われていた鹿せんべいの販売を禁止しました。
鹿は山に帰るといわれていますが、
宮島には、この鹿が生きていくための
草地があるとは限らないそうです。
野生の鹿と人間が共存することは難しいとは思いますが…
人によって翻弄されるシカ…
この島の鹿はどこにいくのでしょう…