斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

クモヤ443系を見る

2016-05-19 22:04:52 | 鉄道
 5月8日、
 クモヤ443系
 が草津線の検測を行いましたが、その草津線へ向かう時に石山駅で長時間停車されていて、その時に色々見てきましたので、レポートします。



 クモヤ443系は
 電気検測試験車
 で、直流区間と交流区間の両方とも検測出来るように交直流電車とした事がポイントです。クモヤ443形とクモヤ442形で編成を汲み、クモヤ443形は電気検測を担い、検測用のパンタグラフを装備しています。クモヤ442形は信号検測を担っています。クモヤ443系は1975年に2編成が投入され、分割民営化で1がJR東日本、2がJR西日本に継承されましたが、JR東日本に継承された1はEast i-Eに置き換えられて廃車、JR西日本に継承された2のみが残っています。


 クモヤ443形の
 検測用
 パンタグラフです。パンタグラフにライト、検測ドームが付いています。検測用パンタグラフのため、交直流電車に見られる変圧器や避雷器や遮断器等が無く、ややシンプルな感じです。



 パンタグラフは下交差型ですが、よく見ると検測用ならでの特殊な装備が色々見られます。架線の位置を示すラインやセンサのコードなど色々付けている事がわかりますね・・・。


 検測用ドーム
 です。パンタグラフの状態を確認したり、撮影するためについている感じですね・・・。撮影カメラもここに設置されているようですね。



 こちらはクモヤ442形についているパンタグラフです。こちらは菱型ですが、集電用パンタグラフなので、パンタグラフ周辺に変圧器や避雷器や遮断器等などが付いています。


 先頭部の屋根付近についている取っ手です。何のためにあるんでしょうね・・・。大きいだけに目立ちますね・・・。


 連結器です。いろんな運用をこなすために双頭連結器を搭載している事がポイントです。クモヤ443系はD1編成になっているようですね・・・。


 側面に記載されている「電気検測試験車」の文字です。試験車である事を強く示しているかのような感じです。近年登場している検測車はこういう表示をしないので、国鉄形車両らしい雰囲気ですね・・・。


 石山の退避線でで停車しているクモヤ443系です。

 クモヤ443系は検査を終えてばかりだそうで、美しい姿で走行していました。しかし、キヤ141系に電気検測試験車を連結する事によって置き換えるという話も出ているそうで、予断は許せない感じでしょうか・・・。でも、クモヤ443系はJR西日本エリアだけでなく、四国や九州にも行っているそうで、縁の下の力持ちという感じでしょうか・・・。
 以上です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何人ぐらい (ぽんぽこぽん)
2016-05-19 23:11:31
運転手の他に車内には何人ぐらいの人がいたか見えましたか?
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Unknown (斬剣次郎)
2016-05-22 17:59:21
 ぽんぽこぽん様
 コメントありがとうございます。

 それが見えなかったんです・・・。全ての窓にカーテンが下がってたので・・・。
返信する

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