きのくに線御坊～紀伊田辺間普通列車の１１７系代走

　紀勢本線の御坊～紀伊田辺間はデータイムを中心に１１３系２両編成によるワンマン運転を行っていますが、５月から６月にかけて１１３系の１編成が検査入場したため、１運用を
　１１７系
　が代走していました。白浜方面へ行った時、たまたま１１７系の列車に乗車できましたので、レポートします。
　因みに１１７系はかって紀勢本線の和歌山～紀伊田辺間で運用を持っていましたが、２２３・２２５系の投入により、その運用が無くなり、今は１１３系代走時のみ乗り入れとなっているようです。

　撮影当日にはオーシャンカラーの
　ＳＧ００４編成
　が充当されていました。日根野には５編成の１１７系がいますが、うち３編成がご当地カラーで、２編成がオーシャンカラーとなっているようです。ＳＧ００４編成はクハ１１７－３１８＋モハ１１７－３０５＋モハ１１６－３０５＋クハ１１６－３１８とオール３００番台となっています。

　側面行先表示です。１１３系は往復表示ですが、１１７系は御坊行きは御坊、紀伊田辺行きは紀伊田辺と表示されます。そして、１１７系代走時は車掌が乗務するため、ワンマンの表示がありません。

　御坊
　で出発を待つ１１７系です。御坊～紀伊田辺の列車は和歌山方面からの接続を受ける関係で主に３番ホームに発着しています。３番ホームにはワンマン運転用のミラーが設置されていますが、１１７系はツーマンなのでミラーの位置お構いなしで停車しています。
　少し前までは和歌山～御坊間の列車の一部に１１７系が充当され、御坊で１１３系と接続していたのですが、今は和歌山～御坊間の列車から追い出され、１１３系代走時しか見る事が出来なくなりました・・・。

　紀伊田辺
　で出発を待つ１１７系です。少し前までは朝夕を中心に紀伊田辺まで行っていたのですが、今は１１３系代走時しか見る事が出来なくなりました・・・。
　しかし、１１３系の時は２両編成だったものが１１７系代走時は４両編成と倍となるため、車内は当然ガラガラでゆったりできました。

　１１７系の車内に設置された避難はしごです。紀勢本線で運用されている車両には避難はしごが置かれていますが、１１７系でも例外ではありませんでした。

　以上です。