斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

近鉄全線2日間フリーきっぷの旅 1日目

2023-08-27 17:56:31 | 鉄道
 近鉄は期間限定で
 近鉄全線2日間フリーきっぷ
 が販売されるという情報を聞き、これを使って2日間で近鉄全線踏破を企てました。すでに葛城山ロープウェイと天理線以外の全区間を踏破していたのですが、その2路線の踏破を兼ねて全線踏破を行いました。その様子をレポートします。


 スタートは自宅から一番近い京都としました。改札口でフリー切符を通して旅をスタートさせます。


 第1ランナー 663レ急行 京都6:34→大和八木7:36 3101
 スタートは京都線急行で大和八木へ。第1ランナーは京都市地下鉄直通用の3200系で、いきなり京都線らしい車両が来ましたね。とはいえ、早朝とあって6両編成はもてあましな感じでした。


 第2ランナー 600レ特急 大和八木7:49→大和西大寺8:11 30154
 特急に乗ってとんぼ返りしているような感じですが、「新ノ口連絡線」を通るために京伊特急に乗ります。新ノ口連絡線は京都から伊勢方面へスイッチバックなしで直通運転できるように設けられた短絡線で、京伊特急しか通りません。とはいえ、京伊特急はかって毎時1本運行されていたのですが、減便が進み現在は朝夕の4.5往復しかないので、計画を立てるのに苦労しました。
 今回乗ったのは松阪発京都行きで、上り1本目となります。車両はビスタカーということで、階上席に座ります。高架の大阪線ホームから乗車し、早速新ノ口連絡線をゆっくりとしたスピードで通ります。


 新ノ口連絡線は単線ですが、途中には保線基地がありました。京伊特急でしか味わえない独特な雰囲気を堪能し、あっという間に橿原線と合流し、すぐに新ノ口を通過しました。大和西大寺までノンストップで走り、大和西大寺で下車します。


 第3ランナー 3735レ快速急行 大和西大寺8:13→近鉄奈良8:19 9133
 大和西大寺から奈良へ向かいます。阪神線からの直通の快速急行で、シリーズ21の9020系がやってきました。大和西大寺を出ると、平城京跡歴史公園の中を走りますが、朝8時すぎだというのにその公園に多数の人影が見えました・・・。朝早くから観光客がどんどん集まってくるとは驚きです・・・。
 というわけで、近鉄奈良に到着しました。


 奈良に来たということで駅舎の外に出てみます。朝8時台というのに外国人観光客が何人かうろうろしてました。


 第4ランナー 3836レ快速急行 近鉄奈良8:33→生駒8:50 9724
 近鉄奈良から快速急行で生駒へ向かいます。大阪へおでかけするのにちょうどいい時間帯なので駅に停車していくたびに大和西大寺、学園前とどんどん乗客が乗ってきて、結構混雑してきました。さすが大動脈ですね・・・。そんな中で、生駒で下車します。 


 第5ランナー 940レ 鳥居前9:00→宝山寺9:05 12
 第6ランナー 920レ 宝山寺9:09→生駒山上9:16 15
 生駒で下車し、生駒ケーブルに乗り換えます。生駒ケーブルは鳥居前駅と駅名が異なりますが、実際は道路を挟んで隣り合っていて、西改札口からデッキをそのまま歩くだけですぐに到達します。
 改札口に入って、ホールに入ると、ホームが広々としていて、2両が出発を待っていました。ドアを開けていて発車を待っていた左側の車両に乗ると、立客が多数いて結構混雑していました。9時発やし、生駒山上遊園地は10時オープンと駅舎内に立っていた看板に記載されています。確かに宝山寺線は生活路線だから6時から23時まで走っているけど、朝の山上方面やし・・・。なんで混雑してんだろうね・・・。
 鳥居前を出発すると、ケーブルカーでは珍しい3か所の踏切を渡ります。しかも、うち1つは自動車も通過可能という・・・。ケーブカーといえば、一般的に山麓から山上を結んでいるため、山の中を走っていることが多いのですが、生駒ケーブルは山麓に広がっている住宅地の中を走っています。なので、早朝から深夜まで運行があるわけなんですね・・・。そして、鳥居前から5分で宝山寺に到着。ここで山上線に乗り換えますが、ほとんどはそのまま山上線に乗り継いだので、山上線も結構混雑していました。宝山寺を出ると、いきなりトンネルの中に入り、これをくぐると梅屋敷に停車。ケーブルカーとして珍しい途中駅です。そして、すれ違いを経て霞ヶ丘に停車しました。驚いたことにここで外国人1名が下車していきました。霞ヶ丘は周辺に何もない秘境駅のはずなので、ここに下車客がいたとは驚きでした。しかも、大きな荷物を持っていたので、謎でした。近くにある生駒ヨガセンターに行く人かもしれませんが・・・。
 かくして、終点の生駒山上に到着し、乗客たちは遊園地の中に散らばっていきました。なるほど、乗客たちはみんな遊園地の従業員だったんですね・・・。私が乗った山上線は山上線の初便だったのですが、初便は遊園地の従業員輸送を担っていたんですね・・・。尚、遊園地は開園前だったのですが、門は閉じていなかったため自由に入れる状態でした・・・。


 遊園地から眺めた大阪方面です。抜群でした。


 第7ランナー 923レ 生駒山上9:49→宝山寺9:56 15
 第8ランナー 1041レ 宝山寺10:00→鳥居前10:05 12
 折り返しで鳥居前に戻ります。午前の山下りということもあり、車内はかなり空いていました。山上線は貸切かと思いや、私と同じく乗りつぶしで来ていた客がいたため、2人でした。そこで、山上行きとすれ違ったのですが、観光客がそれなり乗っていて、遊園地に向かう客は2本目から乗ってくるようになるんですね・・・。
 宝山寺線は宝山寺から乗る客が10名ぐらいいて、生活路線という雰囲気を感じました。ケーブルカーでこういうの珍しいんですよね。


 第9ランナー 934レ急行 生駒10:13→布施10:27 8726
 生駒から急行で一気に布施まで行きます。大阪へ遊びに行くのに丁度いい時間帯なので車内はかなり混雑していて立っていました。石切トンネルから出てすぐの石切を出た後、山のふもとから眺める大阪平野の光景はいつ見ても抜群ですね・・・。しかし、枚岡で列車は徐々にスピードが落ち、瓢箪山の手前でいったん停車しました。何らかの遅れなのかなと思ったのですが、すぐに走り出し、東花園で普通を抜かしていきました。やはり、先行列車が近づいていたんですね・・・。(にしても、瓢箪山は追い抜き可能なのに追い抜きしなかったのはなんでだろうね・・・)この後は快調に走り、布施に到着しました。


 第10ランナー 1083レ普通 布施10:28→河内山本10:42 9206
 布施では4階の奈良線ホームから階段で降りて3階の大阪線ホームに向かい、すぐにやって来た高安行き普通列車に乗り込みます。おっと、元奈良線用の9200系だ!
 長瀬から地上に降り、住宅地が広がる生活路線的な雰囲気になってきました。弥刀では伊勢中川方に改札口があるため、先頭車に乗っていた乗客の大半が下車していきました。ここで特急に抜かされるためしばし停車。そんな時、。上りの待避線に「伊勢志摩お魚図鑑」と「とばしまメモリー」のラッピングをした車両を併結した編成が入線してきました。調べてみると、上本町で「上本町 電車マルシェ」が開催されるに伴う送り込みだったんですね・・・。
 弥刀で退避があったにもかかわらず、14分で河内山本に到着しました。ここで信貴線に乗り換えます。


 第11ランナー 1055レ普通 河内山本10:52→信貴山口10:57 1432
 信貴線は2両編成による線内列車が基本なんですが、支線としては珍しく車掌乗務なんですね・・・。ワンマン化できない理由でもあるんでしょうか・・・。(田原本線や生駒線は3両以上なのにワンマン運転だし)
 信貴線は河内山本を出て市街地を抜けると、田園風景が広がるのですが、だんだん山を登っていくような感じになってきました。これは生駒山麓に向かって40‰の勾配を駆け上っていくためです。でも、田園風景の中を走るので車内から眺める大阪平野の眺めは抜群でした。服部川は片面ホームの小さな駅ですが、勾配上にホームがあるため、ホームが傾斜しているように見えました。そこで、それなりの降車があり、生活路線的な雰囲気がありました。服部川を出てすぐに信貴山口に到着。ここで西信貴ケーブルに乗り換えです。


 第12ランナー 1070レ 信貴山口11:05→高安山11:12 8
 第13ランナー 1173レ 高安山11:45→信貴山口11:52 8
 西信貴ケーブルに乗るのは2009年以来14年ぶりです。前回乗車したときはトラ色になっていたのですが、今はレトロカラーに変わっていて驚きました。とはいえ、雰囲気は変わっていませんでした。生駒ケーブルの時と違って乗客は数名程度と少なく、ひっそりと出発しました。生駒とは異なり、勾配が急な感じがありました。生駒ケーブル最高333‰であるに対し、西信貴ケーブルは480‰もあるので勾配がきついように感じるわけだ・・・。同じ日に生駒ケーブルと西信貴ケーブルに乗ると違いを感じてなかなか面白いですね。ケーブルカーはそんな急こう配をゆっくりと駆け上っていき、7分かけて高安山に到着しました。しかし、周辺はひっそりとしていて、信貴山門行きのバスが静かに出発待ちしていました。バスは前回行った時はブルリワンステでしたが、今回はブルリⅡワンステでした。とはいえ、バスはケーブルの全便に接続する形で1台のバスが往復するだけなので、バスに乗って信貴山門に行ってもよかったかな・・・後悔。
 帰りもわずかな乗客を乗せて山を下りていきました。


 第14ランナー 1250レ普通 信貴山口12:02→河内山本12:07 1532
 信貴山口では10分ぐらいあったので、駅舎の外に出てみました。山のふもとにある駅のような感じで、小さな駅舎と小さな駅前広場があるだけでした。それでも、信貴線はおおむね20分ヘッドなので、列車に合わせて次々と乗客が集まって来ていました。駅前は住宅街が広がってましたからね・・・。列車に乗車して大阪平野を眺めながら河内山本に到着。
 駅前にある松屋で昼食。


 第15ランナー 7261レ区間準急 河内山本12:29→河内国分12:41 2430
 大阪府内のケーブルカーの踏破が完了し、今度は一気に三重県エリアへ向かいます。河内山本は準急以下しか停車しないので、五位堂行き区間準急に乗り込みます。高安では工場が見え、いろんな車両が留置されていました。12分ほど走って河内国分に到着。区間準急は終点の五位堂まで先行しますが、ここで乗り換えます。


 第16ランナー 1225レ急行 河内国分12:50→伊勢中川14:27 5154
 河内国分で1時間に1本しかない伊勢中川方面の急行に乗り換えます。(それ以外は名張・青山町止まりなので・・・)先頭は何と5200系!転換クロスシートで長距離列車用として投入されたものなので、ある意味ラッキーです。何せ、5200系は名古屋線用が多く、大阪線用は4編成?と少ないですから。伊勢中川へは1時間半かかるので、転換クロスシートは有難いです。。
 ベッドタウンの中を快調に走り、大和八木に到着し、数分停車。数分停車だから退避だろうと思ったら、本線に停車するだけでした。ここで乗客がそこそこ降り、クロスシート1つに1名程度という空き具合になりました。榛原を過ぎると、奈良盆地が終わり、徐々に山の中に入るようになり、赤目口から三重県に入ります。名張では特急に抜かされるためにしばし停車。名張周辺はニュータウンが広がっているため、住宅地がそこそこ広がっているのが見えますが、青山町を過ぎると、本格的に山の中に入り、いよいよ青山越えに入ります。5000mもある新青山トンネルをくぐり抜け、山地が開けてくると、伊勢に入ったことを実感してきました。この辺りは特急で駆け抜けることが多く、今回のように急行で抜けるのは新鮮な感じでした。平地を駆け抜け、名古屋線と合流すると、伊勢中川に到着しました。約1時間半乗車しましたが、やっぱ転換クロスシートは長距離急行に合いますね。


 第17ランナー 1331レ急行 伊勢中川14:28→宇治山田14:52 5163
 伊勢中川で名古屋発宇治山田行き急行に乗り継ぎます。1分接続ときわどいですが、隣のホームだったのですぐに乗り換えることが出来ました。今回も5200系でした。


なので、5200系同士の並びが見られました。とはいえ、5200系は名古屋線所属の方が多く、急行によく入っているので、当たりやすいという側面はありますが・・・。。
 伊勢中川を出ると、次は松阪に停車。ここでそれなりの客が下車していき、車内はガラガラになりました。松阪を出れば伊勢市までノンストップなので、平地の中を快走していきます。田んぼが目立っているので、のどかな感じがあります。JR線が近づき、伊勢市に到着。いよいよ伊勢です。伊勢市を出ると、ゆっくりとJRを跨ぐと、すぐに宇治山田に到着しました。終点なので櫛型ホームの3番ホームに到着しました。


 第18ランナー 7303レ特急 宇治山田14:58→賢島15:42 22109
 宇治山田からは特急に乗り継ぎます。実は今伊勢志摩チケットレス割というキャンペーンを行っており、伊勢市~賢島間を利用する場合、通常なら520円のところチケットレス限定で320円で利用できるというものです。私はチケットレスを利用したため、320円で済みました。今回乗車した特急は阪伊乙特急で、12410系+22000系の6両編成でした。
 宇治山田を出ると、いくつかの小さなトンネルをくぐると、五十鈴川に到着。五十鈴川を過ぎると、伊勢から志摩に移る段階になり、朝熊山の中を快調に飛ばし、美しいリアス式海岸が見えてくると鳥羽に到着します。私が乗車した号車は元々数名しか乗っていなかったのですが、更に空いてきた感じでした。鳥羽を出ると、鳥羽までの快走から一転してスピードが落ち、単線そしてカーブをゆっくりと走っていくことが増えてきました。しかし、海の近くを走ることが増えてくるので、度々きれいな海岸を眺めるようになってきました。志摩らしい光景です。ところが、船津から一転し、山の中を走るようになり、路線も複線になり、線路のグレードが上がり、スピードを出すようになってきました。そんなギャップが面白いですね・・・。とはいえ、この区間は路線付け替えを伴う改良が行われたためですけどね。上之郷で運転停車し、普通列車と交換。上之郷から再び単線になり、志摩磯部に到着。穴川から再び複線になります。環境の変化が多く、戸惑いを感じました。そして、鵜方に到着。鵜方に着くと、志摩も奥の方に入って来たんだなと感じさせました。川のようなものを渡ると、終点の賢島に到着しました。賢島は島の上にあります。


 久しぶりの賢島ですが、伊勢志摩サミットのために改装されたようで、前よりきれいになっていて驚きました。しかし、人少なかった・・・。


 第19ランナー 4582レ普通 賢島15:45→五十鈴川16:36 1305
 たったの3分の滞在で普通列車で賢島を後にします。久しぶりの賢島なのでもう少し長くいたかったのですが、普通列車に乗りたかったのと長居すると後の行程に響くので、仕方なくすぐに折り返しました。
 車内に入ると、そこそこ乗っていたことに驚きました(恥ずかしながら末端区間なので乗客は少ないと思ってました・・・)。特急で来た道をのんびりと眺めながら戻っていきます。志摩線は特急の本数が多いのですが、交換のためにしばらく停車したのは船津だけでした・・・。
 当初は宇治山田まで行くつもりでしたが、五十鈴川に到着したときに五十鈴川始発の急行が止まっているのが見えたので、下車してそこに乗り継ぎます。


 第20ランナー 1630レ急行 五十鈴川16:50→伊勢若松17:50 9102
 五十鈴川で五十鈴川始発の急行に乗り換えます。急行なので5200系を期待したら、2両編成×3編成をつなげたブツ6で、しかも先頭は元奈良線の9000系でした。
 五十鈴川、宇治山田、伊勢市と停車していき、ここで乗客がどんどん乗ってきました。何せ夕方の名古屋行き急行ですからね・・・。そして、伊勢中川で3分停車。ここで大阪線急行と接続。伊勢中川を出発していきなり徐行していたので、何や?と思って短絡線の方を眺めたら難波行き「ひのとり」がゆっくりと通過していくのが見えました。つまり、「ひのとり」が通っていくため信号に引っかかってたんですね・・・。信号が青になり、列車は快調に飛ばしていくようになります。この区間は普通列車が少ないがゆえに急行も桃園、久居、南が丘、津新町と各駅に停車していきました。津新町は数年前に降り立ってみたのですが、市役所など行政施設に近いが故なのかバスがそこそこ来ていて、バスターミナルがあったのに驚きました。そして、津を出ると、急行運転になり、快調に飛ばしていき、伊勢若松に到着しました。


 第21ランナー 1775レ普通 伊勢若松17:56→平田町18:07 2012
 第22ランナー 1870レ普通 平田町18:13→伊勢若松18:23 2106
 伊勢若松から鈴鹿線を往復します。鈴鹿線は2018年に踏破して以来5年ぶりです。とはいえ、大きく変わったわけでもなく・・・。
 伊勢若松を出ていきなりカーブで別れ、平野の中を単線で駆け抜けていきます。片面ホームのみとこじんまりとした柳を経て鈴鹿市に到着。鈴鹿市は鈴鹿市に中心部にあるため、ここで多数の乗客が下りていきました。鈴鹿市は鈴鹿線で唯一の交換可能駅ですが、きっちりと交換が行われていました。鈴鹿線は営業キロ8.2キロで20~30分ヘッドなのでここでの交換は必須なんですよね・・・。鈴鹿市を出て住宅地の中を走ると終点の平田町に到着。伊勢若松から約10分とあっさりと近い感じでしたが、乗客の入れ替わりが激しく、活気があるんだなと感じました。
 少しだけ駅の外に出て、折り返しで伊勢若松に戻りました。


 第23ランナー 1860レ普通 伊勢若松18:28→近鉄四日市18:46 2547
 伊勢若松から普通列車で四日市に向かいます。名古屋線でよく見かける3両編成でした。それでも、そこそこ乗客がいたのに驚きました。
 伊勢若松を出て田園風景の中をのんびりと走っていきますが、タンク車群が見えてくると、塩浜に到着。JR側は旅客駅ではなく、貨物駅の塩浜駅でしたが、近鉄は立派な旅客駅なので、近鉄のホームからタンク車をゆっくりと眺めることが出来ますね・・・。塩浜で運転士交代が行われ、その間に特急に抜かされました。四日市の市街地に近づくと、新正に到着しましたが、高架駅に見えて実際は築堤の上にあったとは驚きでした。ほどなくして近鉄四日市に到着しました。


 第24ランナー 1991レ普通 近鉄四日市19:02→湯の山温泉19:29 2544
 第25ランナー 1992レ普通 湯の山温泉19:34→近鉄四日市20:00 2444
 夕暮れに近づきつつありますが、湯の山線を往復します。湯の山線は既に踏破しているのですが、今回はフリー切符を使って全線踏破することを目的にしているので、暗くなりつつあるけどとりあえず往復してみます。おや、前ランナーと同じ2430系でした。乗車した編成はワンマン運転対応で、ワンマン運転していました。
 近鉄四日市を出発した時点で座席がほぼ埋まるほど混雑していました。支線とはいえ、ベッドタウンの中を走るので、乗客が多いのも納得です。近鉄四日市を出発し、すぐに高架から降りて住宅街の中を単線で走り抜けるだけでしたが、住宅が広がっているため、各駅でそれなりの降車が見られました。なので、どんどん空いていく一方でした。でも、上りホームを見ると列車を待つ客が見えたので、それなりの需要があるんだなと感じました。


 約30分で終点の湯の山温泉に到着。すっかり暮れてしまったけど、駅舎を撮影。湯の山温泉の玄関口であり、かって特急が発着していただけに立派な駅舎でしたが、夜ということもあってひっそりとしていました・・・。特急が無くなって寂れてしまったのかどうかは分かりませんが・・・。


 第26ランナー 7841レ特急 近鉄四日市20:08→近鉄名古屋20:38 21508
 近鉄四日市に戻り、ここから名伊乙特急で名古屋に向かいます。アーバンライナーが充当されていましたが、ひのとりの投入で押し出された形なんですね・・・。車内に入って、後付けでコンセントが付き、しかもWi-Fiまで付いていて驚きました・・・。
 20時38分に近鉄名古屋に到着。これにて三重県エリアは踏破完了しました。(すでに踏破しているので、乗り直しという感じでしたが・・・)


 第27ランナー 71レ特急「ひのとり」 近鉄名古屋21:00→大阪難波23:08 80103
 22分の折り返しで「ひのとり」で一気に大阪難波に向かいます。近鉄を代表する列車は乗っておかないといけない!ということで、名古屋発21時の最終ひのとりに乗車しました。せっかくなのでプレミアムを取りました。プレミアムは過去に1度乗ったことがあり、今回で2度目ですが、座席が大きく、それなりにリクライできるし、レッグレストがあるので、やっぱりのんびりできます。名古屋を出発した時点で乗車号車は満席。それだけに乗っていたとは驚きでした。津を過ぎて伊勢中川付近で短絡線を通りますが、夜なのでほとんど見えずでした。
 23時ごろに鶴橋に到着、ここでそれなりの客が下車していきました。そして、定刻に大阪難波に到着。途中で寝たりとのんびり過ごすことが出来ました。


 第28ランナー 5371レ普通 大阪難波23:10→大阪上本町23:13 1126
 難波に到着しましたが、せっかくフリー切符で行ったのだから、上本町地上ホームに立っておかなくては・・・ということで、折り返て上本町に向かいます。乗車する大和西大寺行き普通列車が4分の遅れで到着しましたが、列車には甲子園で試合を行っていたためか、阪神ユニを着た人たちで混雑していました。23時台でもこんなに混むんだ・・・。驚きです。


 第29ランナー 8343レ区間準急 大阪上本町23:26→鶴橋23:28 5751
 上本町に到着し、地上ホームに上がります。上本町の地上ホームはかなり広く、地上ホームを見ると、やっぱ近鉄乗り継ぎをしていくうちに訪れてよかったと思いました。まぁ、生駒ケーブルから信貴ケーブルに向かう途中、立ち寄るチャンスはあったのですが、接続が悪く、後の行程に響いてしまうので、布施乗り換えとし上本町訪問を断念ました・・・。
 乗車した榛原行き準急にはなんと5820系50番台が・・・。しかも、隣には希少な大和八木行き急行が・・・。悩みたくなる光景ですが、9820系を選んで榛原行き区間準急に乗り込みます。とはいえ、上本町を出てすぐに鶴橋に到着。ここで下車します。
 この後は大阪環状線に乗り、天王寺で宿泊。

 1日目はケーブルカーと愛知&三重県エリアを全て踏破してきましたが、続きは2日目へ

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