斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

中央東線高尾~相模湖間の単線運行

2020-08-16 19:08:00 | 鉄道
 昨年10月の台風19号来襲で中央東線で被害を受けましたが、復旧工事の進展により10月18日より高尾~相模湖間が
 単線運転
 によって暫定的に運行を再開した際、珍しい運行形態をとっていると聞いて乗りに行っていました。その時の様子をレポートします。
 単線運転を行っていた時は高尾~相模湖往復によるシャトル形態での運行で、高尾及び相模湖での乗り換えが必要でした。当然特急列車は全て運休だったので、高尾~相模湖間はE233系10両編成によるシャトル列車しか走っていないという状態でした。



 相模湖行き
 の表示です。昔は相模湖行きがあったらしいのですが、暫定的に復活した形でしょうか・・・。E233系では普通に通過しているのですが、めったに見ない表示ですね。


 シャトル列車の時刻表です。単線運転と徐行運転のため終日約1~2時間ヘッドとローカル線並みに本数が少なく、これが中央本線の本数なのかと愕然としたものです。最終も19時台とは驚きでした。これは10月19・20日のダイヤですが、21日から少し増やされて通常運行に戻っています。


 単線運転時は安全確保のため
 踏切閉鎖
 の措置が取られていました。単なる単線運転だけなら閉鎖する必要はないのですが、今回は運行再開した下り線を上下列車が通るのだから、当然信号は動いていないので、踏切を閉鎖することで安全を確保した感じでしょうか・・・。とはいえ、各踏切には監視員が立っていました。


 運行見合わせの原因となった崖崩れの復旧現場です。上り線に支障が出たため、引き続き復旧工事を行い、10月28日の通常再開にこぎつけたわけですね・・・。復旧工事に関わった方々お疲れさまでした。



 高尾~相模湖間の単線運転による運行再開にあたって
 指導通信式
 という代用閉塞方式で運行されたようです。下り線による単線運転なので、信号機が使えないのでこのような代用閉塞方式を使った形ですが、高尾と相模湖では指導者の立会いの下で指導券を受け渡しするシーンが見られたようですね。

 こうして高尾~相模湖間の単線運転を見てきたわけですが、高尾~相模湖間はE233系によるシャトル列車しか走らなかったためなのか、10両編成なのにかなり乗っていて驚きました・・・。
 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« W-1096・1109転入 | トップ | 伊美ローカル »
最新の画像もっと見る

鉄道」カテゴリの最新記事