寿退社・・・

今日、退社時間まで、あと1時間位って時、うしろから聞きなれない声、　

「長い間、お世話になりました。」　振り向くと、今日で寿退社の女性、ウチは

そんなに大きな会社では無いが 担当が違うので話とかは したことが無い


割と物静かで黙々と仕事をしているから、会話などしたこともないし、誰かと

雑談とかしているのも見たこともない、だからオイラは何年も同じフロアにいて、

その人の声を知らなかった。　その人の担当者とオイラは、たまに雑談とかして

よく行き来している。担当者のＮ君は、その女性と2人コンビで、

まるで、夫婦でやっている定食屋みたいに、効率良くやり繰りしている。

この会社の上の人達は、縁故で繋がっている人たちの会社だから

上層部の人達は、この先の事など、まるで考えていない、


その女性の、あと釜がいないのだ・・・


血縁関係にある部署には、アホみたいに人材や応援を送る、　

その待遇の違いは、何なんだ

Ｎ君も割と物静かなほう、でも 心の中では 怒りが込み上げているみたいだ。

頭に来る って言うのが当たり前です。


で、　さっきの女性の話、「長い間、お世話になりました。」　の言葉に

オイラは、「しあわせになってくださいね」　って言うと、

彼女は「Ｎさんを よろしく頼みますね」　と、答えた

何という心くばり　自分が去った後、　Ｎ君の今後を心配していた。

自分が辞めてしまえば、あとは関係ない　みたいな輩が多い世の中で、

オイラは、その一言で、すごく感動してしまいました

まるで、お嫁に行く姉ちゃんが、弟に言うような言葉じゃないですか

ほんの 一言・・・　でも気持ちがこもっている言葉

オイラとは 関係ないはずなのに、込み上げてくるものを感じました。

例えて言うなら、パチンコの [冬のソナタ２] でカス絵柄で当たった時、再抽選で

*マイ・メモリー　の曲が流れる中そのカス絵柄が見事に確変絵柄にチェンジした

くらいの感動でした　　解るかなぁ




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